加藤和樹、凰稀かなめとのW主演舞台『暗くなるまで待って』いよいよ上演へ 初の残忍な悪役で新境地

加藤和樹・凰稀かなめがW主演を務める舞台『暗くなるまで待って』が1月25日（金）より東京・サンシャイン劇場で上演される。初日前日の24日（木）、公開舞台稽古を行い、加藤と凰稀の二人に加え、高橋光臣、猪塚健太、松田悟志の出演陣と、演出を担当する深作健太が会見に応じた。

『暗くなるまで待って』は1966年にフレデリック・ノットが書き下ろし、ブロードウェイで初演されたサスペンスの傑作。1967年にはハリウッドで映画化され、大ヒットを記録した。日本でもこれまでに何度か上演され、今回が2009年以来、約10年ぶりの上演（2009年版は朝海ひかる・加藤雅也主演）となる。





アパートの一室で繰り広げられる密室ミステリーで、加藤は初の本格的な悪役に挑戦、新たな魅力を開花させている。初の悪役に挑むことについて加藤は、「彼の本質がどこにあるのか、毎回変化していくんじゃないかなっていう感覚です。悪い人をやろうとするんじゃなくて、彼を掘り下げれば彫り下げるほど、いろんな表現の仕方があるなと思っていて。彼の人格形成をしているものは一体なんなのか、つかめるようでつかめない、それを追い続けるんだろうなっていう。やればやるほどそこが面白いですね」と意欲をみせた。一方、凰稀も「この世界に引き込めるように、自分自身も楽しんでやっていきたいですね」と、翌日からの公演に向けて士気が高まっている様子だった。

『暗くなるまで待って』は1月25日より上演。東京公演のあとは兵庫・名古屋・福岡とまわる。

公演概要

『暗くなるまで待って』
作：フレデリック・ノット
演出：深作健太
出演：加藤和樹、凰稀かなめ／高橋光臣、猪塚健太、松田悟志、黒澤美澪奈、九内健太、橋谷拓玖




公演日程：
【東京公演】
1月25日（金）～2月3日（日）サンシャイン劇場
【兵庫公演】
2月8日（金）～10日（日）兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
【名古屋公演】
2月16日（土）・17日（日）ウインクあいち
【福岡公演】
2月23日（土）福岡市民会館大ホール

チケット8,800円（全席指定・税込）
問い合わせ：サンライズプロモーション東京（TEL.0570-00-3337 / 10:00-18:00）

■『暗くなるまで待って』 オフィシャルサイト