スキマスイッチが昨日3月28日（木）に、『スキマスイッチ THE PLAYLIST vol.2』ツアーを福岡 DRUM LOGOSからスタートさせた。
このツアーは、2016年に東京・大阪で開催されたライブ『COVER LIVE “THE PLAYLIST”』が大好評につき、今回は全国5ヶ所7公演でパワーアップして企画され、オリジナル楽曲ナシの全編カバーだけで構成されるライブツアー。中島みゆきから、Bruno Marsまで幅広いアーティストの楽曲を歌い届けた。
サポートメンバーは前ツアーをきっかけに結成された「PLAYLISTERS」というバンド名で、山本タカシ(Gt)、紺野光広(Ba)、TRICERATOPSの吉田佳史(Dr)と個性豊かな面々が再び集結し、一筋縄ではいかない選曲とアレンジで観客を魅了した。
ツアーは始まったばかりのため、セットリストの記載は控えるが、以下本文では演奏曲表記などネタバレを含むので、閲覧にはご注意を。
ライブはバンドメンバーと大橋卓弥、常田真太郎が前ツアーでも印象的だった揃いの赤で統一した衣装でステージに登場し、大橋のアコースティックギターでの歌い出しをきっかけに玉置浩二の「メロディー」でスタート。MCでは大橋が、「スキマスイッチのカバーライブ『THE PLAYLIST vol.2』へようこそ！ vol.2ができるってすごくないですか！ セットリストは前回の皆さんの反応も踏まえ、バンドメンバー全員で選曲しました」と挨拶。
続けて洋楽よりRed Hot Chili Peppersの「Californication」、Bruno Marsの「Count On Me」などが続き、ご当地ソングパートとしてFM福岡の生放送番組『Hyper Night Program Gow!!』（毎月～木 6:30～20:25）とのコラボ企画でリクエストが募られ選曲された椎名林檎の「丸ノ内サディスティック」を真っ赤に染まったステージで披露、会場からは大きな歓声が上がった。歌い終わると大橋は、「たくさんのリクエストありがとうございました。福岡出身のアーティストの楽曲をスキマスイッチのアレンジで歌ってほしいというリクエストをたくさん頂いたので、挑戦しました。後日、番組で今のテイクがオンエアされるので楽しみです」と語った。
そして今日一番の盛り上がりを見せたのは久保田利伸 with NAOMI CAMPBELL「LA・LA・LA LOVE SONG」。NAOMI CAMPBELLパートをTRICERATOPSの吉田佳史が担当し、大橋が吉田に笑顔を見せながら歌い上げ、会場からは手拍子が沸き起こった。
ライブは山下達郎の「蒼氓」で締めくくられ、鳴り止まない拍手とともに再びアンコールに応え、大橋の「知らない曲があったかもしれないけど、原曲まで辿ってもらえたら嬉しいです」の挨拶とともに熱狂のライブは幕を下ろした。
邦楽、洋楽、男性曲と女性曲がバランス良く選曲されたカバーライブは、予想を覆してきたアレンジにも新しい発見の連続で、音楽の楽しみ方の幅を広げるライブだったと同時にどんな楽曲を演奏しても2人の個性の強さが表現され、スキマスイッチらしい貴重なライブでもあった。
また現在全国放映中のアキュビュー新CMに書き下ろした新曲「青春」が同日よりiTunes Store、レコチョク、LINE MUSICなどの主要配信サイトにて配信スタートしたことを記念して、YouTubeにて「青春」スペシャルティザー映像が公開され、合わせて新ビジュアルも公開された。新曲「青春」は、“青春”をテーマに、青春真っ只中な学生の背中をそっと後押しするような、また、淡く甘酸っぱい青春時代の思い出を彷彿とさせるような歌詞の世界観で、青春の儚さや希望を美しく描いたミディアムバラード。“今現在の等身大の歌詞の世界”を大事にしてきたスキマスイッチが、新たな方向性を摸索し取り組んだ意欲作となっている。
ライブ情報
【スキマスイッチ THE PLAYLIST vol.2】
2019年4月2日（火）大阪・Zepp Namba
2019年4月3日（水）愛知・Zepp Nagoya
2019年4月16日（火）東京・Zepp DiverCity
2019年4月17日（水）東京・Zepp DiverCity
2019年4月25日（木）北海道・Zepp Sapporo
■スキマスイッチ オフィシャルサイト
