福士蒼汰「僕、オーラがあるんです！ …虫に好かれる」菜々緒「流星くんはポンコツ」思わぬ暴露連発

2019年10月08日(火)20:00

福士蒼汰「僕、オーラがあるんです！ …虫に好かれる」菜々緒「流星くんはポンコツ」思わぬ暴露連発

菜々緒、強さを封印!? 「怖くならないように」

10月11日（金）より放送がスタートするTBSの新ドラマ『4分間のマリーゴールド』。福士蒼汰が同局の連ドラで初主演を務め、これまで様々な“悪女”姿を見せてきた菜々緒が“ナチュラル系”にイメチェンし、心優しく天真爛漫な女性を可憐に演じることでも話題になっている。

本日8日、同ドラマの1話特別試写会＆キャスト舞台挨拶が都内で行われ、福士、菜々緒、桐谷健太、横浜流星、そして4人が暮らす花巻家の飼い犬“シロ”が登壇した。

小学館の新人コミック大賞（青年部門）で大賞を受賞したキリエによる同名漫画を原作とする本ドラマは、手を重ねた人の「死の運命」が視えてしまうという特殊な能力を持つ救急救命士・花巻みこと（福士蒼汰）と、悲しい運命を背負う血のつながらない姉・沙羅（菜々緒）との切ないラブストーリー。そんな2人と一つ屋根の下で暮らすみことの義理の兄弟を、桐谷健太と横浜流星が演じる。

劇中では、沙羅への想いを胸に秘めたみことの切ない表情が印象的。福士は「沙羅のことが好きという気持ちは持ちつつ、家族として十数年間暮らしているので、その気持ちは出しちゃいけない。でも、たまにあふれてしまう瞬間があったり、そんな気持ちの押し引きを大事にしていますね」と、みことを演じるにあたり心がけたことを語った。

菜々緒は初めてのヒロイン役に対し、「これまで（人の恋愛を）邪魔する役をたくさん演じさせていただいたので、まさか自分がこういうヒロインをやらせていただけるなんて思っていなくて、びっくりしました。形から入るのも大事かなと思って前髪を切ったんですが、意外に好評で、ほっとしています」と笑顔でコメント。

また、イベントの司会者から「役を演じるうえで気をつけたことは？」と聞かれると、「怖くならないように」と即答。場内に笑いを起こしつつ、「真顔だと怖がられちゃったりするんで（笑）、強さを少し封印しつつも、今後の話の展開にもなってきますが、沙羅は運命に立ち向かう強さも持ち合わせているので、強さとやさしさを兼ね備えた女性を演じられるように頑張っています」と語った。

CMでは菜々緒に翻弄されっぱなしの桐谷が、今作では「ビシビシ言われる」

父親が亡くなり、母親も不在がちな花巻家の親代わり的存在の長男・廉（れん）を演じる桐谷は“家長”的役割について「お父さんがいない状態で母親が不在がちで、最初はそういう気持ちではなかったんでしょうけど、4人で暮らしていくなかで自分が家長としてしっかりしないといけないっていうのは徐々についていったんじゃないかと思いますね。家長でありながら一番少年っぽさも出るようにというのは自分の中のイメージにありました」とコメントした。

また、現場はとても和気あいあいとしているそうで、福士と横浜とは初顔合わせだったもののすぐに馴染んだそう。菜々緒については「CMでは翻弄されっぱなしなんですけどね。

まさかお兄ちゃんになるとは思っていませんでした。普段ビシビシ言われてるので、今回はビシビシ言ってます」と、共演CMを引き合いに出して笑わせた。

横浜が演じるのは、料理好きな末っ子の藍（あい）。だが、横浜は料理の経験がまったくなく、今回初めてチャレンジしたそうで、「豆腐を切るシーンで、どう切っていいかわからなくて……」と驚きのコメント。それに反応したのは桐谷。「ほう！　豆腐を始めて切った!?　一人暮らしのとき、豆腐めっちゃ切ったけどな。貧乏だったから、豆腐ともやしが友達やった」と自虐ネタを披露した。

と、ここで菜々緒が「ケーキを作るシーンがあったんですけど、ホイップクリームをしぼるのがすごく上手になって、どんどん成長しているので、楽しみになりました」と優しくフォロー。気をよくしたのか、横浜は「最終的には自分が皆さんに料理をふるまえるように頑張りたいなと思います」と高い目標を口にすると、桐谷と菜々緒が口をそろえて「じゃあ……」、桐谷「打ち上げのときの料理はお願いします！」と、コンビネーションの良いところを見せた。

会場爆笑の撮影エピソード

撮影時のエピソードを聞かれると、菜々緒が「福士さんの顔を大きな蟻がテクテクテクテク歩いていた」と暴露。「本人、全然気づかないんです！　しかも、桐谷さんは気付いているのに、なぜか指摘しないで観察していた」と裏話を明かすと、桐谷は「その蟻がどこに行くのか、ずっと見てたんです（笑）。本人、全然気づいてないし、なんかいいな～福士蒼汰の顔を蟻が歩き続けてるって」と回顧。

当の福士は「僕、虫に好かれるみたいで、蝉にもよくぶつけられたり、カマキリが飛んできたり、毎年、虫に襲撃されるんですよ。

オーラがあるみたい、虫に好かれる」と、思わぬエピソードを明かした。

さらに続けて菜々緒が「流星くんが意外とポンコツで」と告白すると、場内は大爆笑。「可愛いポンコツ。クールなイメージがあったので、こんなかわいらしいんだと、キュンキュンしました」とコメント。桐谷いわく、「最近は現場が止まると、みんな流星を見る」そう（笑）。

桐谷は、花火のシーンでの裏話を披露。「僕、基本2本持ちなんですけど、撮影の最後のほうはテンションが上がって、8本いったんですよ。そうしたら、大きなファイヤーが！ ……キリンファイアお願いします！（笑）」と、自身が出演するCMをアピール。これには福士、菜々緒、横浜から「さっきから自分の出てるCMの話ばかり（笑）」と総ツッコミされていた。

番組概要

金曜ドラマ『4分間のマリーゴールド』
10月11日（金）スタート
よる10時～11時09分（※初回15分拡大。通常回は、よる10時～10時54分）

出演：福士蒼汰　菜々緒
横浜流星　西村元貴　伊藤あさひ　関水渚　鈴木ゆうか
麻生祐未
三浦誠己　西尾まり　橋本じゅん　桐谷健太

原作：キリエ「4分間のマリーゴールド」（小学館ビッグスピリッツコミックス刊）
脚本：櫻井剛（『マルモのおきて』(CX)、『ビギナーズ!』『表参道高校合唱部!』）
プロデューサー：橋本芙美（『メゾン・ド・ポリス』『マルモのおきて』(CX)、『フリーター、家を買う。』(CX))
演出：河野圭太（『僕らは奇跡でできている』(KTV)、『マルモのおきて』(CX)、『古畑任三郎』(CX))）

製作：共同テレビ　TBS