超人気コミック『僕のヒーローアカデミア』(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)の劇場版最新作『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』が絶賛公開中だ。
今回は、1年A組クラス委員長・飯田天哉役を務める声優・石川界人にインタビュー。キャストかつ「1年A組のまとめ役」として、その見どころを聞いた。
本作ではプロヒーローがいない「普段とは比べられない緊張感があった」
──前作に引き続き、今回も飯田天哉はクラス委員長としてみんなをまとめつつ、戦いをサポートする重要な役どころです。
再びクラスのみんなと協力できるということで、非常に嬉しかったです。今回に関してはクラスメイト全員が活躍の場があると事前に伺っていましたし、台本を見たら、各々の個性を生かして島を救うというストーリーだったので、すごくやりがいもありました。
クラス全員で動くにあたって、委員長としてクラスメイトたちをまとめ上げないといけない。彼のセリフにもあるように「みんなを導く」ような役割を意識して演じました。
──前作との大きな違いは?
今回の戦いには、プロヒーローがいないんです。各々の個性が強く、結集すればヴィランなんて全然すぐにでも倒せちゃうような個性を持っている1年A組のみんなですが、やっぱりまだまだ心も体も未熟。そういう意味では、力を合わせないと命を落とすかもしれない。しかも助けてくれる人がいないという状況なので、普段とは比べ物にならない緊張感がありました。
──物語テーマのひとつである「PLUS ULTRA(プルス・ウルトラ)」という言葉。今回とくにPLUS ULTRAだと思うポイントはどこですか?
研修とはいえ、教師の目がないところで個性を使ってヴィランと戦うことが限界を超えているなと思いますね。何より飯田自身、友達が危険な目に遭いそうなときに自分の身を呈してでも止めようとするところがある。今作においては、管理者の目がないなかで自分の個性を使って問題解決に臨むという姿勢そのものがPLUS ULTRAなのかなと思いますね。
──今作のなかで特に印象に残っているシーンを教えてください。
今回、研修先の那歩島で、1年A組のメンバーが駐在ヒーローとして島に事務所を開設します。島のあちらこちらから寄せられる依頼の電話を一生懸命受けながら、みんなでひとつのヒーロー事務所を運営するんです。
恐らく将来的にも、ここまでクラスメイトが同じ場所にいて、同じヒーロー事務所に入ることって絶対ないと思うんですよ。みんなはこの先、それぞれの特性を生かしたヒーロー事務所に入り、そこで下積みをして、ヒーローとして華々しく活躍していく。でもそれってあくまで各々の道なんですよね。いまこの場所、このタイミングで、みんなが同じ目標を持って同じ事務所で働いている。それはいま同じ雄英高校という学び舎にいて、同じ那歩島にいるからこそできる。それってとても夢のある光景だなと思いました。
ある種ヒロアカ最終回ともいえる作品に
──原作者の堀越耕平さんは「(今作では)原作の最終決戦で書きたかったネタのひとつを使ってしまった。今回の映画はある種ヒロアカの最終回」とコメントしています。
いや〜! 劇場版シリーズを終わらせることは東宝さんが許さないでしょう!(笑)東宝さんはこの作品が大好きなんですから。でも本当にありがたいことです。それだけ先生が温めていたネタを劇場版にいただいて、さらにそれを制作会社のスタッフのみなさんがPLUS ULTRAな気持ちで描いてくださって、それをこの作品が大好きな声優たちが全力で演じている。今回も本当にいい作品になったと思います。
──石川さんとしては、劇場版シリーズが続く限り出演したいですか?
劇場版って、アニメ本編とはちょっと違う存在じゃないですか。だからこその非日常感というかイベント感、特別感があるし、そういうのがあると刺激に繋がりますよね。これからも劇場版があったらうれしいなぁと思いますね。
──最後に、ファンのみなさまへメッセージをお願いします。
僕に限らず他のメンバーも満遍なく活躍していて、それぞれがきちんとかっこいい映画になっていると思います。僕ら1年A組のクラスメイトだけでなく、ヴィランもめちゃめちゃ魅力的なので、そちらにも注目してご覧いただきたいなと思います。
登場するキャラクターは個性、能力、そして人物ともに非常に魅力的です。なにより原作者の堀越先生が総監修を手掛けているので、ヒロアカの世界観に寄り添ったものになっていると思います。ぜひともヒーロー、ヴィランともに注目してご覧いただけたら嬉しいなと思います。
プレゼント応募要項
劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒローズ:ライジング』の公開を記念して、同作品の劇場ポスターを抽選で2名様にプレゼントいたします。
応募方法は下記の通り。
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応募受付期間:2019年12月19日(木)~1月6日(月)18:00まで
\プレゼントキャンペーン/
— エキサイトニュース (@ExciteJapan) December 19, 2019
劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒローズ:ライジング』の公開を記念して、同作品の劇場ポスターを抽選で2名様にプレゼント@heroaca_anime
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(エキサイトニュース編集部)
作品情報
僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒローズ:ライジング
声の出演:山下大輝、岡本信彦、梶裕貴、佐倉綾音、石川界人、三宅健太、今田美桜、井上芳雄 ほか
原作・総監修・キャラクター原案:堀越耕平(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:長崎健司
脚本:黒田洋介
キャラクターデザイン:馬越嘉彦
音楽:林ゆうき
アニメーション制作:ボンズ
主題歌:sumika「ハイヤーグラウンド」(ソニー・ミュージックレコーズ)
公開日:12月20日(金)
公式サイト:https://heroaca-movie.com/
公式Twitter:@heroaca_movie
(C)2019「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会
(C)堀越耕平/集英社
<ストーリー>
雪が降り続く冬のある夜。
ヒーロー社会を壊そうと目論む敵<ヴィラン>・死柄木弔たちが、密かに【何か】を運ぼうとしていた。彼らの動きを事前にキャッチしたプロヒーローたちが現場に駆け付け、激しい戦いを繰り広げる。その戦いの中、その【何か】は、仲間とともに去って行った。「実験は、成功した─。」という言葉を残して。
ちょうどその頃、出久たち雄英高校ヒーロー科1年A組の面々は、引退したNo.1ヒーロー・オールマイトの後を次ぐ“次世代のヒーロー育成プロジェクト”の一環として、クラス全員で期間限定の校外ヒーロー活動のために日本のはるか南に位置する離島・那(な)歩(ぶ)島(とう)を訪れていた。ここしばらく大きな事件が全く起きていない平和な島で、駐在ヒーローとして島の人々の生活を助けながら、忙しく、それでいてのんびりとした時間を過ごす中、出久たちは真(ま)幌(ほろ)と活(かつ)真(ま)という二人の姉弟と出会う。ヒーローに憧れる活真と早速打ち解ける出久だったが、なぜか真幌は、かたくなに活真を出久たちから遠ざけるのだった。
そんな中、突如謎の敵<ヴィラン>たちが那歩島に襲来、次々と島の施設を破壊していく。それを指揮するのは、「ナイン」。出久、爆豪ら1年A組のメンバーは力を合わせて敵<ヴィラン>に立ち向かうが、ナインの圧倒的な“個性”と力は想像を遥かに超えるものだった。
なぜ、ナインたちは那歩島を襲撃したのか?そして、出久たち1年A組の“ニューヒーロー”たちは、果たして最凶の敵<ヴィラン>から活真と真幌、そして島の人々を守ることができるのか─!?
いしかわ かいと
1993年10月13日生まれ。東京都出身。AB型。主な出演作はアニメ「ハイキュー!!」影山飛雄役、「ポケットモンスター サン&ムーン」カキ役、「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」梓川咲太役、「盾の勇者の成り上がり」岩谷尚文役など。趣味は読書、一人劇。特技は水泳、ウィンタースポーツ。2014年第八回声優アワードにて新人男優賞受賞。