新紙幣の肖像3人の共通点とは?


渋沢栄一北里柴三郎津田梅子といえば、2024年度に発行予定の新紙幣の肖像に決まった人たちである(渋沢が1万円札、津田が5千円札、北里が千円札)。この3人にはある共通点がある。渋沢が天保11(1840)年、北里が嘉永5(1852)年、津田が元治元(1864)年と、いずれも子年の生まれなのだ(ただし北里は嘉永5年12月生まれで、太陽暦に換算すれば1854年1月生まれとなり、こちらでは丑年となる。まあ太陽暦が日本で施行される明治5年=1872年以前の生まれだから、子年といっていいだろう)。紙幣の肖像でいえば、現行千円札の野口英世も、明治9(1876)年生まれの子年である。
子年生まれ列伝!明智光秀、渋沢栄一、明治天皇、ノーベル賞吉野さん、今上天皇、最年少レコード大賞の子役
4年後に発行予定の新1万円札の肖像、来年の大河ドラマの主人公に決まった1840年の子年生まれの実業家・渋沢栄一。その著書『論語と算盤』は、現代語訳も刊行され、いまなお多くの人に読まれている(画像はちくま新書版『現代語訳 論語と算盤』)

新1万円札の肖像となる渋沢栄一は来年(2021年)のNHKの大河ドラマ「青天を衝け」の主人公にも決まっている。今年の大河「麒麟がくる」の主役・明智光秀も、信頼性の高い同時代の史料では生年は判明しないが、後世の史料にもとづき、享禄(1528)年生まれおよび永正13(1516)年生まれとする2説があり、いずれも子年にあたる。

紙幣の肖像に選ばれた医学者の北里柴三郎と野口英世は、生前にはノーベル賞候補にもあがった。昨年、リチウムイオン電池の開発によりノーベル化学賞を受賞した吉野彰も、1948(昭和23)年生まれの子年である。日本人ノーベル賞受賞者で子年にはこのほか、1936年生まれの白川英樹(2000年・化学賞)と1960年生まれの