いよいよ今夜！のん主催フェスが「#のんおうちフェス」としてMTVでオンエア

2020年03月29日(日)15:20

無観客開催となった『NON KAIWA FES』

のんが2017年に立ち上げた自主レーベル「KAIWA(RE)CORD」。「音楽があれば会話ができる」という気持ちをこめて設立したレーベルの象徴にしたいとの想いで、同年12月28日、『NON KAIWA FES』が恵比寿ガーデンホールで開催された。

集まったのは、銀杏BOYZ、サンボマスター、堀込泰行という面々。

意外に思われる方もいるかもしれないが、のんはロックが好き、音楽が好きで、中学の時はGO！GO！7188のコピーバンドをやっていた。女優・タレントとしての活躍ぶりは周知のように、並行して音楽活動も積極的に行っており、普段は恥ずかしがりやで人見知りなのんだが、ステージに立つと度胸満点、大胆な顔を見せる。清志郎 RESPECT！だし。

そののんが大事にしている『NON KAIWA FES』の第二弾が2月29日、東京・六本木EX THEATER ROPPONGIで行われた。出演したのは、前回とはがらりと趣を変え、のんが大好きなガールズたち……リーガルリリー、チリヌルヲワカ、阿部真央、そしてのん率いるのんシガレッツ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、残念ながら無観客での開催となったが、「女の子の怒りはポジティブなパワーになる！」をテーマに掲げ、ロックなステージを展開した。

のん『NON KAIWA FES』への熱い想い

のんのこのイベントに懸ける想いは並々ならぬものだった。『NON KAIWA FES』を盛り上げたい、みんなに見てもらいたい、共演者に素晴らしい舞台を用意したいと、エキサイトミュージックに出演者3組との対談企画「NON女子KAIWA」を持ち込んでくれた。

【のん連載 #1】リーガルリリーたかはしと女子トーク「怒りはエネルギーになる」
【のん連載 #2】ユウ（チリヌルヲワカ）と会話「昔は“自分対大人”と思ってた」
【のん連載 #3】阿部真央と“KAIWA” 怒りをエネルギーにエンジンがかかる

「カフェでリラックスしながら、共演者のみなさんと『女の子の怒り』をテーマに“KAIWA”したい」。そんなのんの要望のもと、昨年のクリスマス、そして今年に入って2回、対談取材を行った。タイトル画ものんが手掛け、写真も自ら撮影。阿部真央との対談では、阿部の誕生日が近かったことから、誕生日ケーキを用意し、サプライズでお祝いするなど、最高のホスト役を務めてくれた。

阿部とはバースデーケーキを食べながら、カラオケでは阿部真央やサンボマスターを歌うこと、撮影がある前は大好きなポテトチップス禁止令が出るのだが、マネージャーに隠れて食べているのがレシートからバレてしまったこと、「ムギュっとする」キノコ（えのき以外）とかが苦手なこと、お休みの日はずっと寝ていることなど、たわいのない女子トークで心からの笑顔を見せてくれた。

リーガルリリーたかはしほのかとの対談では、たかはしの恐竜好きが判明。じつはのんはイベントのために恐竜をモチーフにしたキャラクターを構想しており、素敵な偶然の一致に喜んでいた。無観客ライブを拝見させてもらったのだが、ステージに君臨した巨大な恐竜「イバリボン」を目にした瞬間、面食らったし、「のんちゃんが言っていたキャラクターがこうなったのか！」と、心から感動した。

のんがこの日のために準備した衣装には恐竜のしっぽが付属。のんスタッフが、「今日のために、もうず〜っと一生懸命作ってました」と話してくれた。

そして、のんシガレッツのステージでは、なんとあの方との共演が実現！

#のんおうちフェスが今夜オンエア

政府からのイベント自粛の要請を受けて、多くのライブやイベントが中止・延期になっている。『NON KAIWA FES vol.2』においては、昨年からのんやスタッフの想いを聞き、身近で見てきただけに、「このステージをみんなに見てもらいたかったよね」と心から思う。

その『NON KAIWA FES vol.2』が今夜18時から、MTVでオンエアされる。リーガルリリー、チリヌルヲワカ、阿部真央、そしてのんシガレッツという、まったくの初の組み合わせとなった4組の共演。おうちで楽しめる、11台のカメラによる臨場感溢れるステージは、「うぉーーー、超カッコいい！」と、前のめりになって見入ってしまうことだろう。ぜひ、のんの熱い気持ちを受け取ってほしい。