ASH DA HEROの2020年は「最低最悪な年」なるも「そこも含めて良い年」に

ASH DA HEROアンケート

■今年は世界的に大きな変化があった年でしたが、どのような年でしたか?

最低最悪な年でしたね。
が、そこも含めて良い年でした。

かなり進化できたし覚悟もできたので。
真っ白になった未来を自分色に染めていくための覚悟もできたのでワクワクも多い年でしたね。

■コロナの影響が出てくる以前、「2020年はこんな年にしたい」「こんなことをやろう」など考えていたことはありますか?

発表アジアツアーを回る予定でした。
そして日本のまだ行けてなかった地域にも積極的にライブをしに行こうと思っていました。
アルバムのリリースも予定していました。

■外出自粛期間はどう過ごされていましたか?

朝から晩までひたすら酒を飲んで、やさぐれてました。
世論っていう乗れないビートの上で踊り狂ってる人々の姿に、ただただ失望していましたね。

アインシュタインの予言を思い出しましたよね。
「意思」と「懇望」で殴り合う世界は、武器なき大戦のようだと思いました。

TVもほとんど見なかったです。
不信感が募るばかりのメディアに対して、激烈なる想いも生まれました。

はっきり言って、この時期において他人様の不倫騒動など何だってどうでもいいでしょ。

誰も興味ない。
反応してる人もどうかしてる。

もっと大切な事を伝えてほしいです。
医療現場の事や、声なき悲痛の声をもっと救うべき。
横行しているフェイクやデマなどの諸悪の根源だったり、詐欺だったりを追求するべき。
他人のプライベートを掻っ捌く気合いがお有りでしたら、ぜひそういった所に突っ込んで行ってほしいと個人的には思っています。

そんな中で、僕自身はイップスに悩まされていました。

歌も曲も歌詞も書けなくなり、その期間はかなり自分の中ではヘヴィでしたね。
リハビリにも時間はかかりました。

その中でも、自分を信じてくれている仲間や、スタッフ、家族、そしてファンの皆さんに支えてもらって、自分を取り戻すことができましたし、かなり成長できました。
今は、過去の自分が驚くほどの自分を越えた自分になっています。

そんな自粛期間でした。

全て引っくるめて、いい自粛期間でした。

いいブルースが歌えそうです。

■コロナで受けたマイナス要素、プラス要素をそれぞれ教えてください。

マイナス要素を挙げたら多分キリがないと思います。
ライブやツアーを中心に活動していたので、活動の場所や、目標が失われたのは本当にダメージが大きかったですしね。

ただ、そういったマイナス要素が、自らのガソリンとなったのは、僕にとってはプラス要素でしかなかったです。
自分のアティテュードやイデオロギーが完全に確立されたし、吹っ切れました。
正直者がバカを見ない世の中を本気で作ってやろう。という覚悟ができました。

ひっくり返しに行きますわ。

■ご自身の価値観や人生観など、コロナ前と後とで変わったことはありますか?

自分という存在と現象を再認識しました。
未来がより鮮明になりました。


■そんな2020年を漢字一文字で表すと?

「空」
ポッカリと心に穴が空いた日もあったでしょう。
全てが空っぽになった夜もあったでしょう。
空虚で無色透明な四季の風に憂いた日もあったでしょう。

それでも、どんな時も空は青くて。
曇り空はいつも世の中を映していて。
雨の日も風の日も、表情や色を変えながらも、そこに確かに空はあって。
その向こうで、僕らは繋がっている。
同じ星で、同じ様な空見上げて僕らは今日も生きてる。

そういう事を、一年通して感じさせてもらえましたね。
2021年は、晴れ渡る空の下で思う存分、歌を歌って、世界を眩しいくらい明るくしていきたいと思います。

■年末年始に楽しみにしていることはありますか?

未来の自分を創り出す作業で年末年始は埋めています。
未来の自分が楽しみでなりません。


■2021年はどんな年にしたいですか? チャレンジしたいことなどありましたら教えてください。

攻めさせていただきます。
さあ、未来こじ開けに行こうか。

◎ASH DA HERO
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*大切に歌い続けてきた楽曲「Everything」のEnglish ver.をYouTubeに公開中

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