
新妻聖子がインスタグラムを更新し、リニューアルに伴い一時閉館となった帝国劇場の思い出を振り返った。
新妻は「帝国劇場の思い出!!前回の投稿から1ヵ月経っちゃった!!帝国劇場は5年後にリニューアルオープンするので無くなってしまうわけではないんですが、全く別の建物に生まれ変わるので想い出の詰まった場所は消えてしまう…ということで、コンサート出演日に私も最後の聖地訪問をさせて頂きました」と、長年舞台に立ってきた場所への思いを綴った。
特に印象深い場所として「帝劇で一番長く時間を過ごした場所。それは間違いなく9階の稽古場!」と明かし、「この稽古場で色んな作品の稽古をしてきました。私がデビューさせてもらった旧演出版『レ・ミゼラブル』では回り盆の装置が使われていたので、この稽古場にも実寸大の盆が組まれ、スタッフさんが回転盆のスイッチを手動でオン・オフしながら稽古をしていました」と思い出を振り返る。
また、「稽古場の女性更衣室の扉」「ここでこっそり早弁をしていました」といった裏話や、「5階の電子レンジ置き場」を拠点にしていたこと、電子レンジが2台しかなかったことから「レミゼ風のメロディに乗せると『列に入れよ、レンジの御前に』という感じですね」とユーモアも交えて当時の様子を紹介した。スタッフ用にも電子レンジを寄付したエピソードに触れ、「14年も前だし、さすがにもう無いだろうなぁと思って見に行ったら…ちょっと!まだあったよ!!!爆」と驚きを述べた。
そして、帝国劇場最後の日には、日本テレビ「さよなら帝国劇場 最後の一日 THE ミュージカルデイ」に生放送で出演したことを伝え、「帝劇ロビーからの生放送、たくさんの方に見て頂けて有難かったです!」と感謝も記している。大地真央、平野綾、宮野真守、笹本玲奈との舞台裏や共演についても丁寧に振り返った。
「新しく建つ帝劇の楽屋はきっとぴかぴかのフローリングなのだと思うので、畳の楽屋ともお別れかなぁ。いつも舞台稽古で楽屋に入る時、そして千秋楽で部屋を片付けて帰る前には、10枚目の写真のように楽屋にご挨拶をしていました」とし、「たくさんの演劇人に愛された旧・帝国劇場。その歴史の一部になれた事を誇りに思います。ありがとうございました!!」と締めくくった。
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【参照元】
新妻聖子オフィシャルインスタグラム