RADWIMPS・野田洋次郎、朝ドラ主題歌『賜物』への想いを綴る
野田洋次郎オフィシャルインスタグラム(@yoji_noda)より

RADWIMPSの野田洋次郎が25日、自身のインスタグラムを更新し、NHK連続テレビ小説『あんぱん』の主題歌として書き下ろした新曲『賜物』への深い思いを綴った。

バンドとしては1年9ヶ月ぶりの新曲となる本作は、野田にとって「音楽家、バンドマンとしての存在意義を問い続けるような時間」の中で生まれたものだという。


「なんのために生まれて、なにをして生きるのか」「なんのために音楽を鳴らすのか」 そんな根源的な問いを抱きながら過ごした約1年。野田は楽器と言葉、音符と真正面から向き合い、音楽という旅の中で今もなお新しい発見と出会いがあることに喜びと苦しみを感じていたと振り返る。「突き進めば進むほど正解のなさにのたうちまわる」としつつも、それこそが創作の本質であることを改めて実感したとも綴った。

また、主題歌としてのオファーにあたっては、原作となるやなせたかし氏の自伝や詩集を数多く読み、その「人生の振れ幅や濃密さ、自由さ」に心を動かされたという。「やなせさんに『大丈夫。やっちゃえばいいよ』と言われたような気持ち」になったと、見えない対話に背中を押されるようにして曲作りが進んだことも明かしている。

伝統ある朝ドラという舞台の中で、「新しい挑戦をしたい」という制作陣の想いに共鳴した野田。「のぶと嵩の人生を鼓舞し、震わせ、時に優しく包み込める曲にしたいと思いました」という通り、「賜物」は物語に寄り添うように緻密に作り上げられた。

多くのミュージシャンやコーラスが参加し完成したこの一曲に、野田は心からの感謝を表し、「『賜物』をよろしくお願いします」「『あんぱん』を一緒に楽しみましょう」と呼びかけた。

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【参照元】
野田洋次郎オフィシャルインスタグラム
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