女優の永野芽郁が28日(日本時間29日)、主演映画「かくかくしかじか」(関和亮監督)がコンペティション部門に出品されていたカナダ・モントリオールで開催中の「ファンタジア国際映画祭」に参加し、原作者の東村アキコさんと共に舞台あいさつした。

 永野は同作の公開直前に俳優・田中圭との不倫疑惑が報じられた。

公開初日の5月16日には都内の劇場で舞台あいさつを行ったが、その後は公の場に姿を見せていなかった。

 以前よりも髪の色が茶色を帯びていた永野は「ボンソワール、永野芽郁です。今日は来てくれて本当にどうもありがとうございます。今日はぜひ映画を楽しんでいただけるとうれしいです」とフランス語であいさつ。東村さんの自伝的作品について、「東村先生を演じることに緊張したのでは?」との観客からの質問には「東村さんが現場に来てくださっていたので、とにかく先生のまねができたらいいなと思っていたのですが、先生のチャーミングさがモニターに映っていたらいいなと思います」と答え、万雷の拍手を受けた。

 現地の反応を肌で受けた永野は「言葉の壁もあるのかなと思っていたんですが、私たちが日本語でお話してもみなさんすごく笑顔でずっと聞いてくださって、映画を心待ちにしてくださっていたんだなというのを、みなさんの反応から感じることができてとてもありがたかったです」とコメント。モントリオール訪問は初めてだったが「都会と地元が混ざったような雰囲気で、とても落ち着く場所でした」と、観客の反応ともどもすっかり気に入った様子だった。

編集部おすすめ