石田ひかり、「俳優人生35年目にしてカンヌへ」 映画『ルノワール』への思い
石田ひかりオフィシャルインスタグラム(@hikaringo0525)より

女優・石田ひかりが13日、自身のインスタグラムを通じて出演映画『ルノワール』(2025年6月20日公開予定)についての思いを綴った。

監督は『PLAN 75』で国際的評価を得た早川千絵氏。
石田は本作での経験を「この映画の一員でいられたこと、本当に幸せに思います」と振り返り、作品に対する深い手応えを感じていることを明かしている。

撮影は2024年夏に岐阜で行われ、「その場に存在していた人たちはみな『何かすごく面白いことが起こっているのではないか』と感じていたと思います」と、現場に漂っていた特別な空気を表現した。石田にとってこれほどまでに確かな手応えを感じられた作品は稀であり、「ここまで手応えを感じられる作品には、なかなか巡り会えません」と断言している。

『ルノワール』は、今年のカンヌ映画祭コンペティション部門への出品が決定。早川監督にとっては長編2作目での快挙となる。石田は「早川監督、素晴らしいです」と称賛を送るとともに、「俳優人生35年目にして、初めて『カンヌ映画祭』へ連れていって頂けることになり、信じられない気持ちと、楽しみすぎる気持ちで、ずーっとずーっと夢見ごごちで過ごしています」と、感激をあらわにした。

本作の主演は、当時小学校6年生だった鈴木唯。白猫のぬいぐるみ「おもち」を肌身離さず持ち歩く愛らしい少女でありながら、撮影では「大人顔負けのブロ魂でガンガン向かってくる恐ろしい唯ちゃん」としての一面も見せたという。石田は「本当に魅力的な女の子でした」と鈴木の演技力と存在感を絶賛した。

映画『ルノワール』が世界にどのように受け入れられるのか。5月13日に開幕するカンヌ映画祭での反響が注目される中、石田の胸には「緊張と喜び」が渦巻いているという。


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【参照元】
石田ひかりオフィシャルインスタグラム
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