ロックヴァイオリニスト・Ayasaが2019年を振り返る「沢山の素晴らしい方々と出会うことのできた一年」【インタビュー】

ヴァイオリニスト&ヲタリストとして活動するAyasaさん。



近年、活躍の場を世界に広げており、今年1月には、上海で行われた中国の動画共有サイトbilibiliが主催するイベント「BILIBILI POWER UP 2018」で、「2018 new upper top 10」に選出されたのを始め、3月には中国サイト・douyinでのフォロワー100万を突破。

さらに、4月には、TikTokで2500万回視聴を突破したスタンプ「#堕天使」で使用されてる曲がAyasaの「告白の夜」というバラード曲である事が判明し、大きな話題になりました。



また、日本でもゲリラライブの様子がTwitterで大きな広がりを見せるなど、その知名度は国内外問わず上がり続けています。



1年を通してリリースやライブ活動、そして海外での活動などを精力的に行ったAyasaさんに今年を振り返っていただきました。



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ー2019年も終わりを迎えようとしています。Ayasaさんにとって、この一年を振り返って、どんな一年でしたか?



今年は国内、海外含めて沢山の素晴らしい方々と出会うことのできた一年だったと思います。



この出会いから始まったご縁は年内だけで終わらず、来年以降も続くだろうな、続いたらいいなと思える方たちばかりです。



ー今年は、『#堕天使』がTikTokで人気を誇ったり、ゲリラライブがTwitterで大きな広がりを見せるなど、SNSの世界も騒がせたAyasaさんでしたが、そのような反応をどうご覧になっていますか?



TikTokしかりTwitterしかり、ネットを通して自分の音楽や演奏を観て聴いていただけるのは今の時代だからこそのことだと思いますし、なかなか自分が直接音楽を伝えに行けない方々にも自分を知っていただけるのはすごくありがたいことだと思います。



そして、このようなコンテンツで自分を知ってくれた方々に今後もっとアプローチをかけていけるようこれから頑張らなければいけないとも思います。



ー今年は4ヶ月連続アルバムリリースや、アニソンのカバーアルバムなど、リリース活動も活発でした。ライブ活動と音楽制作活動、どのようにバランスをとったり、気持ちの切り替えをされていましたか?



これはどちらも同時進行できるのが自分にとってはとても良いことだと思っています。



制作しつつもライブをすることで、「ライブで弾くならもっとこうしたいな」とか、「ライブのことを考えてこんなフレーズをいれたいな」等と篭って作業しているだけでは浮かばないアイデアを取り入れることができるからです。



ロックヴァイオリニスト・Ayasaが2019年を振り返る「沢山の素晴らしい方々と出会うことのできた一年」【インタビュー】



ーbilibiliでの新人賞受賞、中国ツアー、“アリババ・独身の日カーニバルイベント”への出演など、グルーバルに活躍された年でもありました。

海外での熱い反応に対する率直なお気持ちと、海外活動をする上で感じている日本との違いなどを教えてください。



ヴァイオリンと共に海外に行く機会、海外でも演奏する機会をいただけることは本当にありがたく幸せなことだと思っています。



海外でのイベントは日本以上に予定外の事態が起こったりしてびっくりすることもありますが(笑)、それも含めて楽しんで演奏できている気がします。元々良くも悪くも考え込まないタイプなので(笑)。



ー海外のファンと、日本のファン、ライブの盛り上がり方やファンの方のタイプなど何か違いを感じるところはありますか?



海外の方はとにかく勢いがすごいです!!ライブ中のリアクションだったり、こちらが圧倒されそうになるときもある(笑)。



日本のファンの方ももちろん全力で挑んできて下さっていますが、日本の方々はたまにめっちゃ真剣に観察されてるような感じもするんですよね(笑)。



海外って、国内以上にいつでも行けるわけではないので、(悪い意味ではなく)これが例え最後だとしても悔いのないパフォーマンスをしたいという気持ちは毎回強くなっていますね。



でもこれは日本も同じ。最後にするつもりは全くないですが、その時その時は一度しかない奇跡の時だと思っているので、毎回のライブを大切にパフォーマンスしていく、というのは常に考えています。



ーどのライブもそれぞれ心に残っていることと思いますが、その中でも一番印象的だった今年のライブはいつのライブだったでしょうか?



どのライブにもそれぞれ思い出はありますが、今年の8月の上海でのライブは特に大きかったかなと。



6月にも中国でライブをさせていただいたのですが、個人的にすごく反省点や納得できない所が多くて。それを改善したいという思いを持って挑んだ8月の上海ライブで、お客さんとステージの一体感が凄かったんですよ。



ライブ中めっちゃ感動してて、ちょっと泣きそうになってました(笑)



ロックヴァイオリニスト・Ayasaが2019年を振り返る「沢山の素晴らしい方々と出会うことのできた一年」【インタビュー】



ー国内外でのライブ・リリース活動など盛りだくさんな一年だったと思いますが、何かプライベートで楽しかった思い出はありますか?



9月に少し遅めの夏休みをもらって、友達とディズニーランドにいったのがめちゃくちゃ楽しかったです!スティッチの着ぐるみの帽子かぶって、ドナルドと写真撮って、、、(笑)。



めちゃくちゃインドアな私が1日めっちゃ遊びました!!



ー来年決まっている活動があれば教えてください。



来年の始めは素晴らしいアーティスト様のサポートをさせていただくという嬉しくて有り難いお仕事から始まります。そのあとも、まだ詳しくは言えないのですが、今年出会った方との新しい色々(笑)の準備を既に始めているので、是非とも是非とも楽しみにしていていただきたいです!!



ーファンの皆様に一言お願いします。



2019年、新たに私を知って下さった方、そしてもっと前から応援して下さっている方々、今年も本当にありがとうございました!!



2020年も、ヴァイオリニスト&ヲタリストAyasaだから奏でられる音楽、表現できるものを追求していきたいと思っているので、これからもよろしくお願いします!!

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