
25日(日)イオンシネマ茅ヶ崎にて、第6回茅ヶ崎映画祭特別招待作品として映画『茅ヶ崎物語 ~MY LITTLE HOMETOWN~』のワールドプレミア上映が実施された。
映画の内容がほぼ明かされていない状態にも関わらず、6月12日から発売になったチケットは即完、満席御礼での初披露となった。
茅ヶ崎の芸能史を編纂する“日本一のレコードコレクター”であり、洋楽ポップスの一流プロモーターでもある宮治淳一と、アースダイブという手法で茅ヶ崎の秘密を数万年規模で遡る人類学者・中沢新一への密着、更には、かの加山雄三へのインタビューなどによる探求の旅は、やがて、夢のような世界へと観る者を誘う。
実は桑田佳祐の親友であり“サザンオールスターズの名付け親”としても知られる宮治。その宮治にとって運命の分岐点となった、桑田とのある出来事が、映画の後半に描き出されるのだが、なんと、そのドラマでは宮治の学生時代を神木隆之介が演じ、桑田の学生時代を野村周平が演じているのだ。更には、賀来賢人、須藤理紗、安田顕をはじめとした豪華な俳優陣やミュージシャンが、様々なキャラクターとなって登場する。
未だかつてない描き方で、「茅ヶ崎」という土地を通して、音楽そのものへの探訪や、その地で生まれたスターたちの運命へと迫る映画『茅ヶ崎物語 ~MY LITTLE HOMETOWN~』は、茅ヶ崎に縁のある方々はもちろん、多くの音楽ファンや映画ファンにとって、かけがえのない映画としてここに誕生した。