
連日SNSで大きな盛り上がりを見せているNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』。第23週「飛躍のチャンス」は、ヒロインの舞(福原遥)と御園(山口紗弥加)の新会社「こんねくと」を中心にストーリーが進行した。
『舞いあがれ!』は、1990年代から現代を舞台に、ヒロインの舞が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生のドラマ。空へのあこがれを抱いた舞が、パイロットになる夢、そして“島を行き来できる電動小型飛行機作り”という新たな夢を追いかける姿を描く。
第23週では、舞と御園が立ち上げた「こんねくと」を中心に物語が展開。こんねくとには、さっそく“金属板に細かい穴を開けるデザインパンチングを使った商品を作れないか”という依頼が舞い込んできた。舞たちはこの技術を活かしたランプを考案し、初めは協力に難色を示していた板金屋・我妻(久保田磨希)を説得して完成までこぎつけるが、大手インテリアショップの担当者が“この商品を取り扱いたい”と申し出てくる。舞は悩んだ末、ランプの販売を委託するという決断を下した。そんな中、舞の幼なじみ・久留美(山下美月)の父である佳晴(松尾諭)がこんねくとを訪れ、プロポーズするも失敗してしまった津田道子(たくませいこ)にもう1度思いを伝えるために、金属アレルギーの津田でもつけられる指輪を作ってほしいと頼んでくる。舞は、安全性の高いチタンでアクセサリーを作りたいと我妻に相談し、出来上がった指輪を託された佳晴は、津田に正直な思いを伝え、プロポーズは無事成功。それからほどなくして、舞は夫の貴司(赤楚衛二)に妊娠したことを報告し、喜びを分かち合った。
3月13日から放送の第24週「ばんばの歩み」は2016年8月まで時が流れ、舞は元気な女の子を出産する。舞と貴司は“何があっても負けずに進む”という思いを込めて娘に「歩」と名づけ、その誕生を喜んだ。
予告動画では、舞の「何があっても負けんと前に進んでほしい」という言葉に加え、娘の誕生を喜ぶ家族の様子が写し出されている。また、舞が大学時代に所属した人力飛行機サークル「なにわバードマン」時代の先輩・刈谷(高杉真宙)の姿も。さらに、祥子が病院のベッドで寝ている場面もあり、ネット上では「ばんばが心配」「最終回まで元気で居てください」「祥子ロスは嫌だ」といった心配の声もあがっている。いよいよ終盤に突入した『舞いあがれ!』だが、新たな家族を迎えた舞や、その周囲の人々の進む未来が気になるところだ。