ディーン・フジオカ『らんまん』で坂本龍馬を好演!鮮烈な存在感に視聴者からも「ハマり役」の声

ディーン・フジオカ『らんまん』で坂本龍馬を好演!鮮烈な存在感...の画像はこちら >>



4月3日より放送が開始されたNHK連続テレビ小説『らんまん』で、“天狗”こと坂本龍馬役を演じているディーン・フジオカ。その鮮烈な存在感あふれる演技で、SNSでも大きな話題となった。

本記事ではディーンの登場シーンなどから、彼の今作での活躍を振り返り、役柄の魅力にも迫りたい。



『らんまん』は、幕末から明治、そして激動の大正・昭和と混乱の時代の渦中で、愛する植物のために一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎とその妻・寿恵子の波乱万丈な生涯を描いた、高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。今作でディーン・フジオカは、土佐の脱藩浪士・坂本龍馬を演じている。現在放送中の、主人公らの幼少期を描いたストーリーで、龍馬は、親戚の“生まれて来なければよかった”という心無い声に傷ついた万太郎の前に現れ、“天狗”と名乗る謎の男として登場。神社で2人が出会う初登場シーンから視聴者に強い印象を与え、SNSでは「圧倒的インパクトと存在感」「美しすぎるディーンさま」という声が相次いだ。



また、4月5日に放送された第3回では、体が弱いことに悩み、“自分は生まれて来ない方がよかった”と吐露する万太郎を、「そんなこと言うガキは頭から食ろうちゃる!」と一喝した後に、“いらない命は1つもない。

みんな自分の務めを持って生まれてくる。大きくなったら何でもできる”と目をまっすぐに見つめて励ます姿が描かれ、「坂本龍馬の言葉が沁みました」「万太郎だけでなく自分も勇気をもらった」などと反響を呼んだ。さらに、ディーン演じる龍馬の説得力ある振る舞いが視聴者の心を掴んだようで、「この人で龍馬の大河ドラマ1本作れそうなレベルのハマり役」「ディーン・フジオカさんの坂本龍馬、見ていて胸が熱くなる」といった絶賛の声も集まっている。



2010年には、坂本龍馬を題材とした、福山雅治主演のNHK大河ドラマ『龍馬伝』が放送されて人気を博すなど、知名度の高い歴史上の人物である龍馬を、圧倒的な存在感で好演したディーン。公式サイトに寄せたコメントの中で、今回の役作りについて、「坂本龍馬らしい印象強い土佐弁と、おおらかな性格を意識して演じさせていただきました」と語っている。さらに、ディーンは2015年に放送されたNHK連続テレビ小説『あさが来た』で、龍馬と同じく幕末の時代を駆け抜けた薩摩藩士・五代友厚を演じており、こうした役柄同士の縁についても、「自分にとってそれまで縁が遠のいていた母国・日本に、本当の意味で帰国するきっかけを作ってくれた恩人が五代友厚でした」と振り返りつつ、「その五代さんとも親交がある坂本龍馬を演じさせていただけたことをとても光栄に思います」とコメントしており、彼が強い思いを持って、今作で龍馬役を務めたことがうかがえる。



存在感のある堂々とした演技で、視聴者に強いインパクトを残したディーン。ネットでは早くも“龍馬ロス”といった声もあがっているが、作中では、龍馬の励ましを受けた万太郎が成長していく姿も描かれており、2人の運命の出会いが今後の『らんまん』の展開にどのように影響していくのか、期待が高まる。