
4月3日から放送がスタートしたNHK連続テレビ小説『らんまん』。第3週「ジョウロウホトトギス」では、18歳になった主人公の万太郎(神木隆之介)が、お目付け役の竹雄(志尊淳)と共に東京へ行き、さまざまな出会いを果たす展開となった。
『らんまん』は、高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。幕末から明治、そして激動の大正・昭和と混乱の時代の渦中で、愛する植物のため一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎とその妻・寿恵子(浜辺美波)の波乱万丈な生涯を描く。
第3週では、18歳になった万太郎が初登場。相変わらず大好きな植物研究に没頭する日々を送っており、さらに姉の綾(佐久間由衣)も禁じられた酒造りへの夢を諦められずにいた。そんな中、東京で開催される博覧会に峰屋の酒を出品することが決まり、万太郎は竹雄を伴って初めて上京することに。訪れた上野の博覧会場で、のちに人生の伴侶となる菓子屋の娘・寿恵子と運命の出会いを果たした。また、憧れの植物学者の野田(田辺誠一)や里中(いとうせいこう)とも出会い、自分がこれまで取り組んできたことは“植物分類学”という学問に通じると知って、大きな刺激を受ける。しかし、生き生きとした万太郎の姿を見て、彼の心が峰屋から離れていくことを案じた竹雄は不安な胸のうちをぶつけ、2人は口論になってしまう。竹雄の秘めた思いを知った万太郎は、自分が立派な当主になれないことを詫び、2人は高知・佐川への帰路についた。
4月24日から放送の第4週「ササユリ」では、高知に戻った万太郎は、当主らしく立派になった姿を見せ、祖母・タキ(松坂慶子)に“もう植物研究はやめる”と告げる。しかし、万太郎が本心を隠していると察したタキは、彼を峰屋に縛り付けるため、姉の綾と夫婦になるように命令。
万太郎と綾が夫婦になることを命じられるという衝撃の展開予告に、SNSでは「あらすじ見てビックリ」「え!ちょっと待って!? 綾と夫婦…?!」と、驚きを隠せない視聴者が続出。また、宮野演じる早川逸馬が初登場するということで、「いよいよマモがー!」「来週からまもちゃん出るのね」という喜びの声もあがっている。物語が大きく動きそうな第4週に注目だ。
【放送情報】
◆NHK連続テレビ小説『らんまん』
2023年4月3日(月)より放送開始
毎週月曜~土曜放送(土曜は1週間の振り返り)
総合:8:00~8:15/(再放送)12:45~13:00
作:長田育恵
音楽:阿部海太郎
主題歌:あいみょん「愛の花」
語り:宮崎あおい
出演:神木隆之介、浜辺美波ほか
植物監修:田中伸幸
※宮崎の「崎」は立つ崎