自民党派閥の政治資金パーティーでの裏金問題で3526万円の裏金があり、政治資金収支報告書に記載していなかった自民党の二階俊博元幹事長(衆院和歌山3区)は25日、記者会見し、不記載と政治不信を招いた責任を取るとして次期衆院選挙には出馬しないとした。自民党を離党する考えはないとしている。


 次期選挙不出馬は政界を引退することかとの記者団の問いには「それは地元の皆さんが決める事です」と答えた。後継については「地元県連に任せる」とした。


 次期不出馬は政治不信を招いたということと85歳という年齢を考えての判断か、との記者団の問いには「議員に年齢制限はあるか、おまえもその歳、来るんだよ」と年齢は関係ないと不快感を露わにした。


 政治倫理審査会に出席していないが、なぜ出席しないのか、また今後出席する気があるのか、との問いには出席する必要がないと判断。使い道もつまびらかにしているとした。(編集担当:森高龍二)

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