政府が4月に実施した消費動向調査で暮らし向きの見通しなどについて消費者の意識を捉える「消費者態度指数」が3月に比較して2.9ポイント低下し「31.2」と5か月連続の低下になった。
項目別にみると、暮らし向きは3月に比べ3.6ポイント低下の『27.3』。
また消費者の物価予想については「上昇する」と見込む割合が9割を超えた。上昇幅では「5%以上」と予想した回答が6割と最も多く、「2%~5%未満」が26.9%、「2%未満」は6.3%にとどまった。
こうした状況を受けて、政府は消費者マインドに「足踏みがみられる」としていた3月の基調判断から、4月は「弱含んでいる」と下方修正した。(編集担当:森高龍二)