ルノー・ジャポンは、“フランス生まれの遊べる空間”をキャッチフレーズに、高いユーティリティで人気の多目的2BOX車「カングー(Kangoo)」をマイナーチェンシジして発売した。


 改良を受けた新型ルノー・カングーは新デザインのエンブレム「ロサンジュ」をフロントエンドに纏い、装備も充実。

以前から評判の快適性と安全性はさらに高まり、燃費性能も向上した。新型は7月24日から全国正規販売店で販売がスタートした。


 使い勝手に優れたダブルバックドア、大容量の荷物を飲み込む荷室、先進の運転・ 駐車支援システムを備え、趣味や仕事で活躍し、日々の暮らしを彩るクルマとして人気を博して実現しているカングー。マイナーチェンジした改良型は17インチアロイホイール(タイヤサイズ205/55R17)にアップデート。


 インテリアでは従来の7インチから10インチに大きくなりグラフィックも新しくなったデジタル「インストルメントパネルや、スマートフォンワイヤレス充電器、駐車を支援するフロント/サイド/リヤセンサー&イージーパーキングアシストなどの運転支援装備を新たに採用し、商品力を高めた。


 外板色は好評のジョンアグリュム(イエロー系)を含む5色を設定。全色でボディ同色バンパーが採用された。なお、これまで「クレアティフ」グレードとして設定していたブラックバンパー仕様は、今後限定車や特別仕様車などで導入する予定だ。


 パワートレーンは従来どおり、ガソリン車には96kW(131ps)/240Nm(24.5kgf-m)を発揮する1.3リッター直列4気筒ターボエンジンを、ディーゼル仕様車には 85kW(116ps)/270Nm(27.5kgf-m)を発揮する1.5リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載する。トランスミッションは7速DCT(7EDC)を組み合わせる。


 WLTCモード燃費は、ガソリン車が従来の15.3km/リッターから15.0km/リッターとなった一方、ディーゼル車は17.3km/リッターから19.6km/リッターに向上。このディーゼル仕様車は、エコカー減税の対象となる。


 新型のボディサイズは全長4490×全幅1860×全高1810mm、ホイールベース:2715mm。車両重量:1570(ディーゼル車1660)kg。車両価格はガソリンエンジン車が419.0万円、ディーゼルエンジン車が439.0万円だ。(編集担当:吉田恒)

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