ニッポン放送朝のニュースワイド番組『飯田浩司のOK! Cozy up!』に自民党総裁選に出馬を表明している岸田前政調会長が電話で生出演、コロナ経済対策について語った。

【関連写真】豪華な顔ぶれにイノサクさんも感嘆、岸田事務所に飾られた歴代入閣時の写真

『飯田浩司のOK! Cozy up!』では9月6日(月)から10日(金)の一週間、『「ワクチン 経済 総裁選」~河野大臣 甘利税調会長 岸田前政調会長も登場!~ Cozy未来提言』と題した特別企画を実施している。
この日は、8日朝時点で一総裁選に出馬表明している前政調会長の岸田文雄衆議院議員が、生で電話出演した。

岸田氏が設置したご意見箱「意見ボックス」で、一番多い意見は「コロナで苦しんでいる」という声だと明かしたのに続いて、飯田浩司アナウンサーが「コロナ経済対策で財政出動を行う考えか」と問うた。岸田氏は「人流抑制に協力してもらうなら見合うだけの経済支援を行わなければならない」として財源を国債にして数十兆円規模の支給をまとめるべきではとの考えを示した。

これに対して、番組コメンテーターの数量政策学者・高橋洋一氏は「期待が持てる話」としたうえで、「国債の後処理はどうするのか」と岸田氏にたずねた。岸田氏は「当面は借金してでも財源を賄い、経済を再生、成長、再起動をしっかりした後に考える」とした。高橋氏は、「自民党勉強会でも話したが、こういうときは日本銀行と政府の連合を組んで、通貨発行益でかなりまかなえるので、あまり借金として認識しなくてもいい」と経済論を展開した。

明日以降の出演者のラインナップは、自民党総裁選で注目の発言を続けている甘利明税制調査会長が7時台に登場。加えて、9日(木)には外交評論家・内閣官房参与 宮家邦彦氏が、10日(金)には明治大学准教授・経済学者 飯田泰之氏が6時台前半から登場、その道のエキスパートが日替わりで日本の未来について希望の見える提言をしていく。

【あわせて読む】井上咲楽が岸田文雄議員を直撃「総裁選に挑む際に息子がくれたアドバイス」
編集部おすすめ