【写真】『ナインティナインのオールナイトニッポン』イベントに豪華ゲスト続々【21点】
オープニングでは、スクリーンにナインティナインの誕生から、岡村の休養、矢部の卒業、奇跡の復活など『ナインティナインのオールナイトニッポン』番組開始から27年の歴史が流れ始める。COMPLEXのBEMYBABYのメロディにあわせて、“ナインティナイン”コールが連呼されると、革ジャンを着こなした2人がメインステージの下から颯爽と登場した。
幕開け後、会場には反町隆史の『POISON~言いたいことも言えないこんな世の中は~』が。岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭の頃からイベントのオープニング曲として定番のPOISONだが、1番を岡村隆史が、2番を矢部浩之が、最後は2人で熱唱し、ナインティナイン2人の歌謡祭であることを改めて集まったリスナーに印象づけた。
歌唱後、“歌謡祭”初体験の矢部は「超気持ちいい!こんなん毎年もやってたん?!」と感激をあらわにしていた。
いよいよゲストを迎えての歌謡祭がスタート。“歌謡祭皆勤賞”のMayJ.。は『白日』の繊細なメロディラインを巧みに歌い、『宙船』でもこぶしの効いた力強い歌声を会場に響かせた。
続いてのゲストは、矢部が番組にゲスト出演した縁で歌謡祭出演となった、徳光和夫。徳光とはトークを繰り広げるかと思いきや、同イベントは“歌謡祭”。『闘魂こめて~読売巨人軍球団歌~』を、さすがの活舌で声高らかに歌い上げた。
さらには、徳光の番組に矢部がゲスト出演した際、矢部がサザンオールスターズの熱烈なファンだという話が出たとのことで、『オールナイトニッポン』内で生まれたキャラクター「桑田ヤベスケ」が1年ぶりに復活。
続いてのゲストは知念にもナインティナインにとっても大先輩の中山秀征。1986年発売のデビュー曲『明日にONEWAY』を、当時の爽やかさを彷彿とさせる歌声で熱唱した。中山と知念は、かつて放送された音楽番組『THE夜もヒッパレ』のMCとレギュラーだった間柄。「あれ聞きたい!」という岡村のリクエストで、合言葉「見たい!聴きたい!歌いたい!」を披露した。
そんな中、会場にヘリコプターのプロペラ音が鳴り響いたかと思えば、CMでお馴染みの音楽が流れ始め、番組のスポンサーである「高須クリニック」の高須克弥院長が登場。高須院長とは、番組内のコーナー「矢部浩之のチューバッカクイズ」を実施。矢部がチューバッカ語で何を話しているのか当てるのだが、なんとこの日は“生”で行うことに。会場&配信でリアルタイムで参加しているリスナーに、メールで答えを募集。正解を導き出した1人に、豪華なプレゼントが贈られた。
岡村が自身のステージ準備のためにステージを後にすると、サプライズゲストにメッセンジャーの黒田有が登場。
会場に岡村隆史のSUPERLIVEを知らせる画面が映し出されると、メインステージには革ジャンに身を包み、憧れのハーレー・ダビッドソンに乗った岡村が登場。免許がないので台車に乗ったハーレーをスタッフが押すという展開ながら、その姿はライダーそのもの。ハーレーに跨ったままで奥田民生の『イージュー☆ライダー』を熱唱し、満足な表情を浮かべていた。
アンコールは岡村の結婚を祝いたいと、赤いスーツに赤いネクタイでビシッと決めた田原俊彦がサプライズで登場。岡村への歌のプレゼントとして代表曲『抱きしめてTONIGHT』を披露。エンディングでは、ナインティナインとゲスト全員でGLAYの『HOWEVER』を熱唱。ラストの大サビのところで矢部が見事に歌い上げると、田原俊彦、中山秀征、岡村隆史が盛大にずっこけ、番組らしいイベントの大団円にリスナーからはこの日一番の大きな拍手が送られた。
同イベントは、11月7日(日)23時59分まで見逃し配信を視聴可能となっている。
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