【前編はこちら】ももクロ佐々木彩夏✕HKT48田中美久らが初トーク「みくりん、小さい子のイメージだったけど…」
【写真】ももクロ佐々木彩夏&HKT48田中美久らの貴重な初交流ショット
前編の座談会では、しっかりと個々の活動までリサーチしてくれているだけでなく、広い心で不安を取り除くようなアドバイスまでしてくれるあーりんこと佐々木彩夏に感動しきりだったHKT48メンバーたち。ここで佐々木から『AYAKARNIVAL』の趣旨が説明された。
佐々木 もともとはアイドルちゃんたちにはいつもキラキラしていてほしいし、2020年代も『アイドルの時代』になればいいな、という想いで2019年にスタートしたイベントです。でも、昨年からコロナ禍でなかなかイベントができなくなったでしょ? だから、そういう機会がもっと増えればいいな、という意味合いも出てきたし、なによりもアイドルちゃん本人も、そして応援してくれているファンのみなさんにも「やっぱりアイドルっていいなぁ~」って思ってもらえるようなイベントにしたい、と思っています。
いろんなアイドルちゃんが登場するのでファンの方にはどんどん推し増ししてもらって(笑)。これはたくさんのみなさんに協力していただかないと成立しないイベントだし、やっぱりさぁ、48グループさんの名前があるとイベントに箔がつくので、HKT48さんに出ていただけたことは本当にありがたく思っています。武道館では一緒に楽しみましょう!
田中 こちらこそ、貴重な機会を作っていただいて、本当にありがとうございます。
――コロナ禍でなかなかコンサートを開催することも難しくなっていて、HKT48は今年、福岡県では大きなコンサートを何度かやっているんですけど、東京ではコロナ以降はまったくできていません。運上さんはちょうどそのタイミングでセンターに抜擢されたので、ある意味、今回の武道館は東京での「お披露目」的な意味合いもあります。
佐々木 あっ、指原(莉乃)さんの次のセンターなんだ! 運上さん、かわいいもんね。
運上 あっ、ありがとうございます(照)。
――ちなみに佐々木さんから見た、HKT48のイメージってどんな感じですか?
佐々木 やっぱり「かわいい」だよね。とにかく顔面偏差値が高い!
HKT48 いやいやいやいや……。
佐々木 若くて、かわいくて、フレッシュで、元気!
渡部 でも、平均年齢ではいま48グループでいちばん上みたいです(苦笑)。
佐々木 えーっ、本当に? あっ、今、次のアルバム(12月1日リリースのセカンドアルバム『アウトスタンディング』)のメインビジュアルを見せてもらったんだけど、たしかに「カッコいい」イメージになってる! ますます武道館が楽しみになってきた。
――そして『AYAKARNIVAL』では恒例となっていますが、各グループと佐々木さんのコラボもあります!
佐々木 もうね、真っ先に思い浮かんだけれど、ファンの方に怒られちゃうかなって思ったのが、私が(矢吹)奈子ちゃんのポジションに立って、みくりんと並んで『なこみく』ならぬ「あやみく」をやってみたいなぁ~って。
田中 うれしーっ! 実は私、カラオケでももクロさんの曲をよく歌うんですよ。
佐々木 えっ、本当に?
田中 実際のライブ映像を見ながら歌える曲もあるじゃないですか? 大きな会場にたくさんお客さんが入っている光景を見て、いつもすごいなぁ~って思っていたので、そのご本人と、しかも武道館でコラボできるなんて……本当にもう震えています!
佐々木 ありがとう! でも、次から次へと「あっ、みんなで盛りあがるならあの曲もいいな。いや、こっちの曲もいいかも」ってなって選ぶのが大変だった。なにを披露するのかは、武道館当日までのお楽しみってことで!
――今日はここに来られなかったんですけど、地頭江音々さんは小学校の卒業文集に「ももクロさんに憧れているのでアイドルになりたい」と書いていたそうで、まさに武道館でその夢が叶うことになります。彼女からは「あーりんさんとのコラボ、私たちだけももクロさんの楽曲にできませんか?」と真顔でアピールされました(苦笑)。
佐々木 えっ、そうなの? 実はね「ここでしか見られないもの」をもっとたくさんできないかなって考えていて、みなさんにはさらに負担をかけてしまうことになっちゃうんですけど、私たちの楽曲をメドレーで歌ってもらうコーナーを考えています(この取材の翌日、生配信で誰がどの曲を歌うのかを決める抽選会が行なわれて、HKT48からは豊永阿紀と地頭江音々がリモートで参加。HKT48は『サラバ、愛しき悲しみたちよ』を披露することが決定!)。
HKT48 おおーっ!!!!
佐々木 私もそうなんだけど、アイドルってみんなアイドルのことが好きでしょ? こういうコラボでいちばん喜んでいるのは、実はアイドル本人だったりすることが多いのよ(笑)。ファンの方の中には「自分が好きなグループの曲しか興味がない」っていう人もいるかもしれないですけど、そこはもう自分の推しが他のアイドルとの交流を喜んでいる姿を見て、楽しんでほしいなって思います。
約30分間の対談を終え、みんなで写真撮影をすると、佐々木は次の仕事へと向かうためにスタジオを去っていった。ちなみにこの日の衣装は彼女が横浜アリーナで開催したソロコンサート『AYAKANATION』で着用したもので、HKT48にイメージを寄せていきたいから、とわざわざHKT48が撮影で着る衣装を事前に確認した上で用意してきたもの。そして、佐々木が去ったスタジオではHKT48のメンバーがざわざわしていた。
「あーりんさん、私たちに合わせてくれていたよね?」(松岡はな)
「そうだよ! 絶対にスターのオーラを消してくれていたもん」(田中美久)
「もっと『おしとやか』のイメージがあったからびっくり」(渡部愛加里)
「あんなにたくさんしゃべっていただけるなんて……」(運上弘菜)
どうやらリビングレジェンド的な幻想を佐々木彩夏に抱いていたようだったが、今日の佐々木がそのまんま「素」の状態で、むしろ、ちょっと緊張していて、やや「おしとやか」だったと伝えるとメンバーは二度、びっくり! そこに佐々木はもういなかったけれど、距離はググッと縮まった。
「事前にお話ししないで、いきなり武道館でコラボしていたら緊張しすぎてヤバかったと思う」と胸をなでおろした田中美久。はたして魅惑の「あやみく」は武道館のステージで実現するのか? それともさらに意外すぎるコラボが炸裂するのか?
HKT48だけでも、これだけわくわくポイントがあるのだから、イベント全体を考えたら、武道館からわくわくが溢れだすことは必至⁈ 2021年から2022年へとアイドル業界の夢をつむぐ、大きな大きな「道しるべ」。『AYAKARNIVAL2021』を体感しておけば、2022年のアイドルをもっと楽しめることになることは間違いない。今、見ておくべきイベントがここにある!
▽あーりん主催アイドルの祭典!「AYAKARNIVAL 2021」
2021年11月17日(水)開催 会場:日本武道館
【出演】
アップアップガールズ(2)
HKT48(運上弘菜、田中美久、松岡はな、豊永阿紀、地頭江音々、渡部愛加里、石橋颯)
EMPiRE
カミングフレーバー
超ときめき▽宣伝部
≠ME
武藤彩未
佐々木彩夏
オープニングアクト
らんち▽たいむ
杏ジュリア・吉川ひより(超ときめき▽宣伝部)・高城れに(ももいろクローバーZ)
ももクロカバーコーナー
橘花怜(いぎなり東北産)
※▽はハートが正式表記