【写真】AKB48 16周年記念特別公演の模様【21点】
昨年は新型コロナウイルスの影響で急遽中止となり、メンバーのリモート出演による配信形式のトークイベントとなった周年特別記念公演。今年は例年通り、劇場にメンバーが大集結。出演メンバーの上限を特別に解除し、2020 年2月以来、約1年10ヶ月ぶりに13名以上のメンバーがステージに立った。
新曲「根も葉も Rumor」で幕を開けた特別記念公演は、選抜メンバー18名の気迫に満ちたパフォーマンスで、場内はオープニングから熱気に包まれた。センターを務める岡田奈々が「『根も葉も Rumor』を披露させていただきました。この劇場のステージで、メンバー18人でフルサイズを披露できる日が来るとは思わなかったです。私たちの気迫、伝わりましたか?」と息をきらせながら挨拶。村山彩希は「今日、昨年貼ることができなかった柱のテープを二本貼らせていただきました」と無事に柱のテープが16本になったことを報告した。
その後、チームA「Pioneer」「BINGO!」から始まり、チームK・B・4・8と、各チーム順に登場。息のあったパフォーマンスを披露。チーム8の本田仁美は、久々となる兼任先のチームBのステージに立ち、柏木由紀から「ひぃちゃん、そう言えばチーム B だったよね?」と突っ込まれる一幕も。
チーム8の「西高東低」、Second Generationの「大騒ぎ天国」、First Generationの「ブラックジャガー」と、「根も葉も Rumor」カップリング曲をフルサイズで披露。
終盤では、4年ぶりとなるAKB48のチーム組閣のサプライズ発表も行われた。組閣の発表は、今月グループを卒業する大家志津香が担当。新たなチームキャプテンも発表された。
新チームAキャプテンに任命されたのは、現AKB48グループ総監督と兼任となる向井地美音。新チームKキャプテンには田口愛佳。新チームBには浅井七海。新チーム4キャプテンには倉野尾成美が任命され、向井地は「AKB48 グループ総監督になる時にキャプテン経験がないのがコンプレックスだったので、ここでまた新たな経験をさせてもらえるのは嬉しいですし楽しみです!」と挨拶。
田口は「不安です~(涙)まさか自分がキャプテンになるとは思ってなくて…、でもチームKってことでチームK魂をちゃんと引き継げるように、みなさんから教えてもらって頑張りたいと思います」とコメント。浅井は「すごいびっくりして、実感が湧かない感じです。これまではチーム4の村山彩希さんの背中を見てきたので、彩希さんの元で学んだことを発揮したいです!」と挨拶。しっかり者と横山由依に紹介された倉野尾は、終始呆然とした表情だったがコメントを求められると「チーム4のポーズを練習しておきます!」と笑顔で語った。
続いて、各チームメンバーが発表され、新チームAとなった本田仁美は「チームのみんなと頑張っていいチームを作りたいと思います」と語り、同じく新チームAの岡田奈々は「A~(エ~)!って感じ! どんなチームになるのか楽しみです!」と笑顔で力強くコメントした。
“7回目くらいの組閣経験”という新チームBの柏木は「楽しくみんなで頑張りたいと思います!」と明るく軽快に語り、さらに新チームBに初の兼任となった15歳の徳永羚海は「初めての兼任で不安もあってドキドキしてるんですけど頑張ります!」と意気込みを語った。
また、モニターによる映像で来年2月、東京ガーデンシアターでの「AKB48 新春コンサート(仮)」の開催もサプライズ発表された。2月5日(土)夜、現チーム体制での最後のコンサート「現チームラストコンサート(仮)」を開催し、2月6日(日)夜に新チーム体制初の活動の場となるコンサート「新チームコンサート(仮)」を開催。
さらに2月6日(日)昼は「AKB48 カップリングリクエストアワー セットリストベスト 30 2022」を開催。『カップリングリクエストアワー』の開催を記念してAKB48公式YouTubeチャンネルにて一斉公開されている「大声ダイヤモンド」から「根も葉も Rumor」までのカップリング楽曲と、チームサプライズ「バラの儀式」公演楽曲12曲・「AKB48ビートカーニバル」収録楽曲2曲を含む合計204曲(一部姉妹グループ楽曲を除く)のYouTube再生回数と、AKB48 Mobile会員による投票で、総合ランキングトップ30を決定する。
サプライズ発表は続き、最後は2016年以来、約5年ぶりとなる新メンバーオーディション「AKB48第17期生オーディション」の開催を発表。12月15日(水)15時に開設されるAKB48オフィシャルサイト内「17期生オーディション特設サイト」にて募集概要を発表し、同時に応募受付を開始する。
3大サプライズ発表を終え、最後にAKB48グループ総監督の向井地美音が「16周年という本当に長い歴史をこうやって迎えることができたのも、いろんな先輩がバトンを繋いでくださったからですし、卒業される横山さんや大家さんも今の私たちに任せても大丈夫だって思っていただいたその想いをしっかりと自信に変えて、来年のAKB48も走り続けていきたいと思います。17年目となるAKB48の応援、これからもよろしくお願いします」と挨拶。
AKB48の新章となる2022年に向けて、大きな一歩を踏み出した16周年特別記念公演となった。
【あわせて読む】AKB48のエース小栗有以が語る初めての水着写真集「女性ファンの方にも見て欲しい」