ウェストブルックスタジオは、日本の大ヒットドラマ『共演NG』の全世界権利を獲得し、先日発表されたAkimoto Project LLCとの提携の一部として、英語版のリメイクの開発を決定した。
『共演NG』は秋元康が企画・原作を務め、テレビ東京で2020年10月~12月にオンエアされた。オンエア直後から大反響を起こし、今までの業界では考えられなかった同時間帯で競合であるスポンサーが付くという前代未聞のことを実現した。
20年前に別れ、長期に渡り共演NGになった芸能界のビッグカップルの人間関係を描いたコメディ作品。今後の二人のキャリアの為に、TV局が命運をかけたドラマで再共演することになり、彼らの運命が委ねられる。
秋元康は今回の発表に際し「『共演NG』というのは、おそらく、世界中のエンターテインメント界にある“暗黙の了解”でしょう。リメイクするにあたり、どんな二人が、どんな理由で“共演することがNG になったのか?”、日本よりも、出演契約に厳しいアメリカのエージェントは、どんな条件を提示するのか? そして、出演契約を結んでしまった“共演NG”の二人は、どう感情を抑えながら本番を乗り切ろうとするのか? 新たなアイデアが次々に、思い浮かんで来ます。大変なのは、そんな共演NGの二人に、腫れ物に触るかのように接しなければいけない周りの人間なんです。それは、まさに喜劇です。ウェストブルックスタジオと組んで制作するアメリカ版の『共演NG』は、さらにスケールアップすることでしょう。面白い企画は国境を超えて成功することを証明したいと思います。ご期待ください」とコメント。
またエグゼクティブプロデューサーを務めるウェストブルックスタジオのテレンス・カーター氏は「この作品はウェストブルックとして、アジアのテレビフォーマットの市場に進出する上でパーフェクトな作品だと思う。
テレンス・カーター氏とデイビッド・ボアスティーン氏がエグゼクティブプロデューサーとして参加し、ウェストブルックがスタジオとして参加する。また、秋元康もエグゼクティブプロデューサーとして参加。主人公を演じるハイレベルなキャスティングも現在考案中だという。
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