【写真】“ハイレグプリンセス”林田百加の天真爛漫な素顔撮りおろし【15点】
──“ハイレグプリンセス”というキャッチコピーは、2020年、『ヤングチャンピオン烈』(秋田書店)で初の撮り下ろしが掲載されたときに付けられたものだとか。この時点で、既にハイレグがお好きだったんですか?
林田 ハイレグを初めて意識したのは、グラビア用の宣材写真を撮ったときに事務所の方から「競泳水着とかハイレグが似合いそうなスタイルだよね」って言われてからですね。グラビアに関しては全くの無知だったんですけど、水泳を15年やっていたので競泳水着には特別な安心感があって、そう言われた次の撮影会ではさっそく競泳水着を着ていましたね(笑)。『ヤンチャン烈』さんの撮り下ろしで、ハイレグ感の強い競泳水着を着させてもらったのも、そういった流れからです。着てみると足は綺麗に見えるし、抵抗感がないどころか、むしろ気に入っちゃって。それで、今に至るって感じです。
──事務所の方から勧められたのが、ハイレグ好きへの入り口だったんですね。
林田 そもそも、グラビアをはじめたのも事務所の方に勧められたのがきっかけでしたし、最初はハイレグの存在すら知りませんでした。「似合うんじゃない?」と言われたから「そっか、似合うんだ!」って。ものすごく単純ですよね(笑)。もしビキニを勧められていたら、今頃はビキニばかり着ていたかもしれない。
──今や「林田さん=ハイレグ」ですからね。
林田 そうですよね! ……って、自分で言うのも何ですが(笑)。実際、撮影会でビキニを着ていると、ファンの方から「何かあったの?」って言われるんですよ。普通にビキニを着ることだってあるのに、そう言ってもらえるくらいハイレグが自分の代名詞として定着しているのはうれしいです。もとは、女優さんになりたくてはじめた芸能活動。事務所に入った2年前は、グラビアをやるとも、“ハイレグプリンセス”と呼ばれるようになるとも、全く想像していませんでしたが、今やドラマのオーディションでも「ハイレグプリンセスって何ですか?」と興味を持っていただけますし、ハイレグに救われた部分はたくさんありますね。
──3月25日には、全編ハイレグ衣装の1st写真集『ハイレグの国』(竹書房)が発売。雑誌に掲載される数ページのグラビアでさえ、複数の衣装でバリエーションを見せることがあるというのに、スゴい挑戦ですよね。
林田 お話をいただいたときは、ビキニもありつつハイレグが少し多めになると聞いていたのに、最終的には「全部ハイレグでいきましょう!」と。私はハイレグが大好きだから「逆にいいんですか!?」という気持ちだったんですけど、ハイレグだけで読者の方に飽きられないか少し不安もありましたね。
──11種類ものハイレグ衣装なんて、想像できないです。
林田 そうですよね(笑)。本作のために、わざわざスタイリストさんがハイレグの形に仕立ててくださった衣装もありますから。例えば、表紙で着ているニットのハイレグ。もとは、普通のニットワンピースだったそうなんですよ。おしゃれですよね。ハイレグのインパクトもあるし、顔も決まっていて、とても気に入っているカットです。ファンの方からは「レジに持っていくのが恥ずかしい!」とコメントをいただくんですけど、私は「おしゃれだな、カッコいいな」と思っているので、気にせず堂々と持っていってもらいたいですね。全然、恥ずかしがらなくて大丈夫です!
──先行公開されているカットを見ると、かなり露出度が高い印象です。それでも、恥ずかしさはゼロだったんですか?
林田 どちらかというと、恥ずかしさより面白さが勝っていましたね。初めてDVDを出させていただいたときも、自分が商品になっているのが不思議で、面白さを感じていたんですよ。
──とはいえ初めての写真集ですし、普段のグラビア撮影以上に気合も入ったのでは?
林田 撮影自体は、いつもと変わらない気持ちで楽しんでいました。先行カットを見たファンの方からも「今まででいちばん露出度が高いよね。頑張ったね!」と言われるのですが……「頑張った」って、どこか無理している感じに聞こえませんか? だから、「頑張っていないよ」というと語弊がありますけど、本当に無理は一切していないんです。頑張ってくださったのは、全編ハイレグ衣装にもかかわらず、あらゆる角度から見応えのある写真を撮ってくださったカメラマンの小塚(毅之)さんの方。私は、いつもと同じ感覚でポージングをとっていただけです。
──なるほど。確かに、同じタイプの衣装で1冊分撮影された小塚さんもスゴいですよね。
林田 小塚さんに撮っていただくのは今回が2回目。前にお世話になったのは雑誌の撮り下ろしで、すごく楽しい撮影だったんですよね。そのグラビアはファンの方からの評判もよく、小塚さんならキャリアもあるし安心だとマネージャーさんと相談のうえお願いしたら、ありがたいことに「いいね、やろう!」とノリノリで承諾してくださったんです。今回もロケーションをご提案いただいたり、自転車に跨っているカットがあるんですけど、サドルのトンガリ具合にこだわって、その自転車を選んで持ってきてくれたり(笑)。
──カメラマンさんとの相性もバッチリだったと。ますます仕上がりが楽しみになってきました。
林田 私も、写真集のカットを見るたびにワクワクしています。全編ハイレグ衣装だと、撮り方も似たり寄ったりになってしまいそうですけど、全然そんなことないですから。期待していてください!
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(取材・文/とり)
▽林田百加(はやしだ・もか)
2000年9月14日生まれ、東京都出身。162センチ/B82・W59・H88。
Twitter:@moka_hayashida