【写真】「横乳とお尻の下に謎の紐がポイント」真中つぐの競泳水着カット【6点】
――今日の衣装のポイントは何でしょうか?
真中 PHARFAITE/パルフェット(以下パルフェット)さんの競泳水着に、猫耳を合わせました。自分主催なので肌を出して、肌色で気合いを表明しています(笑)。
――真中さんは競泳水着オンリーの写真集を出すなど、競泳水着を着ることが多いですが、パルフェットの魅力を教えてください。
真中 私がコスプレを始めた頃は、競泳水着ってちょっとマニアックなイメージでした。でも、パルフェットさんがブランドとして競泳水着を出して以降、競泳水着をコスプレチックに着られるようになったんです。たとえば今日着ている競泳水着だと、横乳とお尻の下に謎の紐がありますが、どの競泳水着もモデルさんのスタイルを良く見せてくれるデザインなんです。だから女の子人気も高いんだと思います。
――真中さんは「Charapa+」の主催者ですが、どういう経緯で始まったイベントなのでしょうか。
真中 2014年から「Charapa」という小さなカフェイベントを始めて、何度か繰り返していくうちに、今度は即売会をやってみようと。それが2015年で、第1回目の「Charapa+」を開催しました。
――「Charapa+」のコンセプトを教えてください。
真中 「コスプレが好きな人だったら誰でも参加できます」という形にしていて、写真集などの作品を作っていなくても、コスプレに興味がある女の子なら誰でもサークル出店できますよと。チェキ撮影、撮影サービスだけでもOKだし、ブロマイドなどの簡単なグッズ販売でもOKと、広い範囲で誰でも参加できるイベントになっています。コスプレ広場もあるので、出店しなくてもコスプレだけで参加できるし、カメラマンさんも入場すれば、カメラ登録料などを払わずに撮影できる交流をメインにした内容になっています。
――ここまで敷居の低いコスプレイベントは珍しいのではないでしょうか。
真中 そうですね。最近のコスプレ会を見ていると、参加費の値段が上がったり、有名な方しか作品を出せなかったりなど、年々ハードルが上がっているのを感じます。新しくコスプレを始めたい子や表現したい子、新規で作品作りしたい子などがチャレンジしやすい場を作ってあげたいという気持ちもありますね。
――真中さんは普段、「大人のデパート エムズ」の広報として働いていますし、土日はコスプレイヤーとしても活躍しています。
真中 昔から主催をやっているのもあって、こういうお祭り事が好きなんです。「Charapa+」は入場料を千円にしているのもあって、正直イベントとして利益は出ないんですが、カメラマンさんやコスプレイヤーさんが交流できる場が好きですし、利益度外視でやろうという実行委員たちが集まって、昔の文化祭っぽい雰囲気を目指しています。
――イベント主催者の視点から見て、コスプレイヤーさんが作る作品で、最近の傾向って何かありますか?
真中 グラビアっぽいナチュラルな感じになってきた印象です。私自身、昔はアニメやゲームのコスプレをメインにROM写真集を作ってきたんですけど、最近はアニメを見ていないお客さんも増えているので、アニメのコスプレをしても分からなかったりするんですよ。なのでコスプレとグラビアが合わさったような、彼女っぽいナチュラルな雰囲気のほうが、お客さんの需要も高いのかなと思います。
――ようやくコロナ禍も落ち着き、様々なイベントが復活しています。今年は真中さんも主催イベントを増やしていくのでしょうか?
真中 増やしたいですね。コミケやコスホリなどの即売会も復活して、私もコンスタントに作品を作っています。私自身、コロナ禍前はカフェイベント、即売会、撮影会などの主催を積極的にやっていたので、またコンスタントに開催していきたいですね。
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