『ベッキー』『グロリアス』ホラーファン大注目の次世代女優、ルル・ウィルソンの眼力
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アメリカの女性解放運動のパイオニアとして活躍したグロリア・スタイネムの自伝的映画『グロリアス 世界を動かした女たち』が5月13日に公開された。

【写真】ルル・ウィルソンが出演する映画『グロリアス 世界を動かした女たち』

『グロリアス 世界を動かした女たち』は様々な環境で、女性が虐げられる現場を見てきたグロリアと、それに共感する女性たちの男性優位主義への戦いの物語。どのようにして世界を動かした運動家のグロリアが誕生していったのかを、4人の女優がそれぞれの時代を演じわけながら描いていく。

ブロードウェイ・ミュージカル「ライオン・キング」の演出を手掛け、全編ビートルズの曲を使用したミュージカル『アクロス・ザ・ユニバース』(2007)では、奇抜な色合いとセンス抜群の表現力によって、見事なアート作品に仕上げたジュリー・テイモアが監督を務めているだけに、本作の中にもアート的な描写が多用されていることにも見どころのひとつだ。

完成度が高く、メッセージ性の詰まった作品であることを前提で、出演する女優にも注目してもらいたい。公式ホームページには、グロリアを演じた女優として、20代以降を演じたアリシア・ヴィキャンデルと、40代以降を演じたジュリアン・ムーアしか載っていない。作品自体が主に2つの世代の出来事が交差する構造となっているためだろう。

しかし忘れてはいけないのが、幼少期を演じたライアン・キーラ・アームストロングと、特に10代を演じたルル・ウィルソンだ。