5月31日に1st写真集『感情の境界線』(光文社)を発売したSKE48 古畑奈和。今作では東京と沖縄の2カ所を舞台に青髪、黒髪と異なる髪色で撮影を行うなど意欲的な内容となっている。
今回、写真集の撮影エピソードを余すことなく話してくれた。
(前後編の後編)

【写真を見る】「二面性」をテーマにした古畑奈和の1st写真集カット

──1st写真集『感情の境界線』が発売されましたが、グラビアも久しぶりという印象があります。

古畑 そうなんです。みんな、若いコの方が好きだから私みたいな大人には興味ないのかな(笑)?

──いやいや、みんな待ち望んでいたと思います。改めて、写真集での撮影の思い出はありますか?

古畑 撮影の一発目のシュートが新宿のガールズバーだったんです。内装とか「東京の繁華街」を凝縮したような、インパクト抜群な場所で、自分から作り込まなくても独自の世界観を出すことができたと思います。加えて、カメラマンの桑島智輝さんが私をナチュラルに導いてくれたので、緊張せず、変に肩の力を入れずに撮影できました。

──撮影は楽しめましたか?

古畑 すごく楽しかったです。撮影して思ったんですけど、私、グラビアがとても好きなんだなって思いました。あ! さっきアイドルとしてやり残したことがないって話しましたけど、もっとグラビアをやりたかったです(笑)。

──写真集では、ご自身初めてとなるランジェリーでの撮影もありました。どうでしたか?

古畑 すごくテンションが上がりました(笑)。


──もちろんセクシーだったんですが、とても格好良い写真だったのが印象的です。

古畑 嬉しいです。男の人はもちろん、女のコが見てもワクワクするようなページがすごく多いと思います。絶対に気に入ってくれるはず。あと、この写真集は、東京での撮影分と沖縄での撮影分で、紙の種類を変えていて、それが写真に対して、より深みを出していると思うので、ぜひ注目してほしいです。

──今作では、沖縄は黒髪、東京は青い髪と、異なる髪色で撮影しています。これは何か理由があるんですか?

古畑 私自身、今まで髪の毛の色をコロコロ変えてきた人間なので、そんな自分を写真に残したいなって思っていたんです。出版社さんも「髪色が2色ある写真集は面白い」って言ってくださって。一般的には写真集やグラビアって黒髪のイメージだと思うんですが、そこを自由にさせていただいたからこそ、すごくいいものになったと思います。

──沖縄はSKE48のMV撮影などで、何度か行かれた場所です。

古畑 そうですね。私、初めて沖縄に行ったのが、SKE48の12枚目のシングル『美しい稲妻』で初選抜に選んでいただいたときなんです。
そういった意味では、沖縄はすごく思い入れがありました。

──発売前重版も決まりましたね。おめでとうございます。

古畑 本当に本当に嬉しかったです! プレッシャーもすごくあったので、肩の荷が降りたというか、1つの山を越えられたみたいな感じです。たくさんのファンの方たちが写真集を手に取ってくれるって思うだけで、嬉しいです。6月4日に名古屋で開催する写真集イベントも、早々に完売したと聞いて、もうファンの方たちには頭が上がらないです、ホントに。

──最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。

古畑 皆さんは何冊買ってくれるんですかね(笑)? あっ、ウソです(笑)。一冊でも買ってくださったら嬉しいです! そして卒業コンサートができるなら、ぜひ皆さんに観に来てほしいです。10年間を一緒に過ごしたSKE48の古畑奈和を見て欲しいなぁ。

【前編はこちら】『SKE48 古畑奈和、「自分は誰かの役に立てている」10年突き進んだ"アイドル"という職業』

▽古畑奈和
1996年9月15日生まれ、愛知県出身。O型。
5期生。チームKII所属。2011年11月26日にSKE48の5期生としてお披露目。1st写真集『感情の境界線』(光文社)は発売前に重版がかかるなど、大きな話題を呼んでいる。
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