【写真】第一回グランプリの飯沼愛とのツーショット【18点】
『私が女優になる日_』は、2020年に発足した、幅広い世代に人気の俳優・タレントが所属する田辺エージェンシーと、数多くの番組、ドラマ、映画から、アイドルや楽曲など様々なエンターテインメントを手掛けてきた秋元康、そしてTBSがタッグを組んで実施している女優発掘・育成プロジェクト。
第1回の開催となった前回は、応募総数約9000人の中からプロジェクトメンバー10名を選出し、全10回の演技バトルを実施。
演技バトルで見事1位となった香川県出身の飯沼愛は、演技経験がなかったにもかかわらず、オーディション参加から約半年でTBS史上初の深夜の帯ドラマ『この初恋はフィクションです』にドラマ初出演にして初主演という女優デビューを飾った。
第2回となるシーズン2は昨年末に開催が決定し、2022年1月よりオーディションを開催。プロジェクトのスペシャルサポーターとして、お笑いコンビ・ニューヨークと高山一実が女優の原石たちの一番近くで寄り添い、プロジェクトを盛り上げてきた。
さらに、シーズン2はテーマを「視聴者キャスティング」として、オーディションの選考は“視聴者投票”を中心に進行し、視聴者によって、女優の原石たちの中からTBSドラマの主演が選ばれる。
ファイナリストたちは、第1ラウンドでは「異種パフォーマンス対決」、第2ラウンドでは世界的映画監督・是枝裕和監督の全面協力のもと実施した「グループ演技対決」、最終ラウンドでは実際にグランプリが出演することになる新ドラマのスピンオフを演じる「個人演技対決」に挑んできた。
そして、最終ラウンドの視聴者投票が行われ、生放送にてグランプリを発表。応募総数約5500名の頂点に輝いたのは、神奈川県出身16歳の幸澤沙良。総投票数26,233票の内、約半数の12,277票を獲得し、見事グランプリとなった。
幸澤は、ファイナリスト16名を決める最初の視聴者投票で、セミファイナリスト30名の中から3位で通過し、第1ラウンドでの異種パフォーマンス対決では、初挑戦ながら「ライブペインティング」を披露し、見事勝利。
第2ラウンドでは、世界的映画監督の是枝裕和監督が演出・撮影・編集を手掛けるショートドラマで「グループ演技対決」に挑んだ際には、視聴者投票で3位に。
そして、最終ラウンドの【個人演技対決】で等身大でリアルな、視聴者の心を引き込む演技を見せ、TBSドラマ主演デビューの座をかけた熾烈な争いを勝ち抜いた。
視聴者投票の結果が発表され、総合プロデューサーの秋元康からトロフィーが授与されると、大粒の涙を流し「色々なことがあったけれど今はやってよかったですし、本当にうれしいです。ありがとうございます!」とうれしさを表現した。
生放送後に実施した囲み取材では、幸澤は「今までの人生の中で一番うれしいです。正直あまり自信がなかったので本当にびっくりしましたが、ようやく憧れた場所に来られたんだなと実感しました」と、改めて喜びを噛み締めた。
総合プロデューサーの秋元康は「皆さんも見てて感じたと思いますが、彼女の素直さと吸収力というものをとても感じました」と幸澤の魅力を語った。
スペシャルサポーターのニューヨーク屋敷は「ファイナリストみんなで戦ってきたという仲間意識がすごいあったんやろうなと感じて、素敵な4人やなと思いました」、嶋佐は「僕たちもたくさんパワーをもらいました。幸澤さん、悪いヤツには気をつけてね(笑)」とコメント。
同じくスペシャルサポーターの高山一実は、「半年間の頑張りをずっと見てきたので、これからも本当に応援しています!」とエールを送った。さらに、初代グランプリの飯沼愛は「同世代が頑張っている姿にとても勇気をもらいましたし、私も頑張ろうと思いました!」とコメント。
グランプリに輝いた幸澤は、10月スタートのTBS新ドラマ『差出人は、誰ですか?』で主演デビューを飾る。ドラマ初出演にして初主演をはたす今作は学園ヒューマンミステリー。
さらに、2019年にデビュー後、『おじさんはカワイイものがお好き。』(YTV)や金曜ドラマ『恋する母たち』など話題のドラマに立て続けに出演している若手注目俳優・藤原大祐も出演。
ファイナリスト16名の選出から“視聴者キャスティング”によって生まれた、『私が女優になる日_』2代目の令和のニューヒロインに注目だ。
▽幸澤沙良コメント
今までの人生の中で一番うれしいです。正直あまり自信がなかったので本当にびっくりしましたが、ようやく憧れた場所に来られたんだなと実感しました。近くで見守ってくれたお父さんやお母さん、いつも支えてくれた親友に感謝を伝えたいです。
私は飯沼さんから勇気をもらってこのオーディションに応募したので、私も飯沼さんのように誰かに勇気を与えられる女優さんになりたいです。
▽総合プロデューサー・秋元康コメント
今の女優さんにはない、まだ未知なるまっさらな子が、10 月からのドラマに主演することへの期待感を視聴者の皆さんに持っていただいたと思います。最終審査を見届けて、彼女のもってる運もあるし、皆さんも見てて感じたと思いますが、彼女の素直さと吸収力というものをとても感じました。
まっさらな彼女がどんな女優になっていくかはまだ誰にもわかりません。これからどんなことがあるかわからないし、挫折もあると思いますが、色々なことの繰り返しで彼女のカラーが出てくると思うので、そのプロセスを楽しんでいただければと思います。
これからはとにかく楽しんでください。人生マラソンですから、まだスタートしたばかりですし、いろんなことがあると思いますが、無理せず自分のペースで頑張っていただけたらと思います。
▽ニューヨーク・嶋佐和也コメント
僕らは出る側の立場ばかりだったので、見守る側ってこんなにも緊張するんだなって思いました。4人それぞれの気持ちが伝わってきて、この場所に立ち会えて光栄でした。
オーディションのシステムがめちゃくちゃ残酷な中で、10代の子たちが一生懸命に純粋に頑張っている姿に僕たちもたくさんパワーをもらいました。幸澤さん、悪いヤツには気をつけてね(笑)。色々な人に相談しながら、楽しく頑張ってください。
▽ニューヨーク・屋敷裕政コメント
発表の瞬間を現場で見ていて、落ちた子ではなくて残っている子がどんどん泣いていく姿が印象的でした。ファイナリストみんなで戦ってきたという仲間意識がすごいあったんやろうなと感じて、素敵な4人やなと思いました。
幸澤さんは、これからどんどん女優へのステージをあがっていくと思うので、最終的にラヴィットで共演できたらいいなと思います(笑)。
▽高山一実コメント
幸澤ちゃんおめでとう!一人の女の子の夢がかなう瞬間に立ち会えて、すごく貴重な経験をさせていただけて光栄です。幸澤ちゃんは、ある時から急に殻が破けたような感じがしていました。
第2ラウンドの是枝さんに監督をしていただいたショートドラマの「生田くん」を見てすごく上手だなと思いましたが、最終ラウンドで見せた演技ではさらに上手になっていて驚きました。新しい魅力が次々に見られて、成長スピードが一番速かったように感じます。
半年間の頑張りをずっと見てきたので、これからも本当に応援しています!絶対ドラマ見ます!
▽初代グランプリ・飯沼愛コメント
season2が始まると聞いた時から次はどういう方たちがオーディションに来るんだろうとすごく楽しみで、始まってからは見ている私自身も学びが多くて、同世代が頑張っている姿にとても勇気をもらいました。
season2の審査内容は私の時ともまた全然違くて、そこを乗り越えてきた seaso2の皆様はとても強いと思いますし、10 月からのドラマを見るのがより楽しみになりました。
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