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高齢者たちが特殊詐欺に騙されてしまう大きな理由の一つに「相談相手がいない」ことが挙げられることから、健康マージャンを楽しく理解してもらいつつ、近所の仲間作りをしてもらうことを目的とした今回のイベント。「セガサミーフェニックス」のチーム監督・吉野慎一氏が「マージャンって話しながらやると非常に楽しい遊びで、基本的には4人でやるものなので、同じ場所にいるような、お友達だったり仲間をたくさん作っていただいて、たくさん話していただければなと思っております」と語り、日本健康麻将協会理事代行・田嶋智徳氏が「今日は健康マージャンを体験していただくということで、1日楽しんでいただければと思います」と挨拶した。
また、メイン講師として登場した近藤プロは、自身の親が15年前に特殊詐欺に騙されそうになったというエピソードを披露。近くに相談する相手がいることの重要性を説き、「なるべく近くに、お友達だったり、お知り合いだったり、気楽にいつでも話ができるような方が、1人でも2人でも、できればたくさんいていただければ、(詐欺被害を)かなり防ぐことができるというふうに言われております。今日はぜひ、麻雀というゲームを介して、皆さんぜひ楽しみながら、私たちの話を耳に留めていただければと思っております」と明かした。
ゲームは、初心者向けにかなり簡略化したルールからスタート。高齢者たちは近藤プロの手ほどきを受けながら、マージャン牌の図柄が描かれたカードを使ってプレイ。ゲームを楽しみながら、会話を弾ませていた。
ゲームを楽しんだ後、品川警察署の職員による特殊詐欺対策にまつわる防犯講和を実施。参加者たちは、特殊詐欺の種類や詐欺被害に遭わないための対策などに真摯に耳を傾けていた。
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