STU48の、ファン投票で選ばれた7名によるユニット“STU48 瀬戸内PR部隊 Season2”が、10月10日(月・祝)に神奈川県横浜市教育会館にて全国ツアー初日を迎えた。

【写真】ツアー初日、盛り上がりを見せたSTU48のメンバー

全国ツアーの開催地もファンの投票によって選ばれた5県で行われる予定であり、初日である今日は投票で3位だった神奈川県で2公演行われた。
この日の1公演目は、ステージに登場すると、6thシングル『独り言で語るくらいなら』に収録された、初代の“STU48瀬戸内PR部隊”の楽曲である『僕はこの海を眺めてる』をパフォーマンスしスタート。その後はデビューシングル『暗闇』から7thシングル『ヘタレたちよ』まで、STU48楽曲をリリース順に披露し、STU48の歴史を感じさせる幕開けだった。

今回の全国ツアーも含めた瀬戸内PR部隊の活動では、メンバーも一緒に盛り上げたいとの思いからメンバーそれぞれが担当を決めており、公演中盤のユニット曲コーナーは、セットリスト担当の中村舞が考えたセットリストが組まれている。この公演では石田千穂福田朱里による『君について』、沖侑果・中村舞による『タブーの色』、尾崎世里花・高雄さやか・吉崎凜子による『君のc/w』が披露された。

このユニットセットリストを決めた想いを聞かれた中村は「昼と夜で変わるんですが、みんながやりたい曲を叶えたいなと思って、みんなにたくさんアンケートして考えて決めました!」と満足気にコメント。そして公演毎に変わるソロコーナーでは石田が「私は私」を歌いあげ、「峯岸みなみさんのソロ曲で、本当に大好きな曲なのでいつか絶対やりたいと思っていました!」と声を弾ませた。

その後のMCでは、裏話担当の高雄がトレンチコートを着て探偵風に登場し、メンバーの裏話を暴露しはじめた。グルメ担当の尾崎が選んだケータリングの小籠包をメンバー達が肉汁をこぼしながら食べていたことなど、独特なキャラクターを演じながら裏側をファンに報告し会場からは笑いが起き大盛り上がり。他にも、“PR部隊ならPRできるよね?なんでもPRコーナー”と題した、メンバーがランダムに選ばれた商品を観客へPRする企画など、ファンが楽しめるコーナーも盛りだくさんであった。

後半には、石田が「私たちSTU48は4月13日に8thシングル『花は誰のもの?』を発売させて頂きました。この曲を聞いた皆さんにも平和について考えるきっかけになればいいなと思っています。」と、USENロングヒットで話題の『花は誰のもの?』と坂道AKBの楽曲『国境のない時代』2曲を、平和への願いを全国ツアーで届けたいという思いを込めてパフォーマンスした。アンコールの日替わり曲では10月にちなんでAKB48の『ハロウィン・ナイト』をかわいらしさ全開でパフォーマンスした。


ツアー初日の感想を聞かれた沖は、「瀬戸内PR部隊 Season2は、投票期間も含めて長かったですが全国ツアーをようやく開催することができました。今日は初日なんですけど、私達は本当にたくさん今まで準備をしてきたので、準備した努力の成果を全国で、STU48の魅力を広めていけるように頑張りたいと思います!」と、初回を終えて今後の全国ツアーへさらに意気込んだ。

石田は「今回はSTU48の楽曲がたくさんありつつ、ユニット曲で新しい一面を見て頂けたり、魅力をたくさん見せられると思うので、5県周って盛り上げていけたらなと思います!」とコメントしラストはSTU48の人気楽曲「夢力」を力いっぱい披露した。

最後に中村から、本日10月10日(月)から10月16日(日)まで、STU48が井の頭線渋谷駅の改札をジャックし、改札付近に設置されている58面のサイネージで『花は誰のもの?』のダンスリリックビデオの縦型バージョンが流れていることを報告し、「なんと放映時間は、始発から終電までずーっとSTU48らしいので、是非皆さん見に行ってみてください!」と呼びかけると会場では驚きとともに拍手が起きた。

また、PR部隊広報担当の沖からは、本日20時より“STU48 瀬戸内PR部隊 Season2”の特設ページがスタートし、PR部隊のフォトメモリーコーナーや最新情報を発信していくことを報告した。満足感のある盛りだくさんのツアー初回公演を終え、今後の期待も高まる内容となった。

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