ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学など多くの人気グループが所属するスターダストプロモーションが手がけるユニットときめき▽宣伝部(※▽はハートマークが正式表記 以下同)。昨年11月にレーベルをavexに移し、4月10日にはデビューシングル『ときめき▽宣伝部のVICTORY STORY/青春ハートシェイカー』を発売する。
今回は彼女たち6人のインタビューを、現場の空気をそのままお届けすべく、ほぼノーカットでお送りする。他のグループではなかなか味わえないハチャメチャ感を存分に味わってください。
インタビュー前にまずはときめき▽宣伝部のプロフィールをおさらい(ご存知の方は読み飛ばしちゃってください!)。結成は2015年4月11日。当初はケーブルテレビの番組、『私立輝女学園 SEASON2』を宣伝する部活動という位置づけだったが、その後、6月にCDデビュー。12月には初のワンマンライブを開催し、チケットは即ソールドアウト。2016年には『ガンバ!!』でメジャーデビュー。2017年に藤本ばんび(ふじもと・ばんび/14)が、2018年に杏ジュリア(あん・じゅりあ/15)が加入し、初期メンバーの辻野かなみ(つじの・かなみ/19)、坂井仁香(さかい・ひとか/17)、小泉遥香(こいずみ・はるか/18)、吉川ひより(よしかわ・ひより/17)と合わせて現在の6人体制に。4月10日にavexデビューシングル『ときめき▽宣伝部のVICTORY STORY/青春ハートシェイカー』を発売する。
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──今回はときめき▽宣伝部の皆さんが「ENTAME next」に初登場なので、まずはお1人ずつ自己紹介をしていただきたいと思います。まずは辻野さんから。

辻野 はい。
ときめき▽ブルーの「かなみん」こと辻野かなみです。私は「ままみん」って呼ばれていて、自分で言うのも恥ずかしいですけど、グループでお母さん的存在です。

──スタッフの方にいただいた資料にはドジな一面もあると書かれていますがそのあたりは?

辻野 それは否めないです……。最近だと遠征先のホテルに一番大事なお気に入りのメイク道具が入っているメイクポーチを忘れてきちゃったり、そういう抜けているところはあるかもしれないです。

坂井 普段から天然なところがあって、突然の発表があった時とかは、発表されたことが理解できずにずっと「えっ?」「あっ!」「えっ?」「あっ!」って繰り返していることがあります。

──その「えっ?」と「あっ!」は何なんですか?

辻野 「えっ?」の時は「どういうこと?」って理解してなくて、「あっ!」の時は理解して、でもよく考えたらやっぱり分からなくて、もう一度考えたら分かって、それが重なると「えっ?」「あっ!」「えっ?」「あっ!」になるんです。

坂井 なにそれーー!

小泉 面白すぎる。

──ちょっと変わった一面があるということですね。次は藤本さんお願いします。

藤本 はい。ときめき▽レモンの「ばんび」こと、藤本ばんびです。私はとき宣の中で一番若いです。


──最年少で良かったことはありますか?

藤本 お風呂に一番最初に入れることです。

──年下から入るという決まりがあるんですか?

坂井 遠征で地方に行ってみんな同じところに泊まる時は年下からお風呂に入っていいって決まりがあります。

小泉 でもルールとして決めたというよりは、ばんびから入っていいよっていうのが自然とできた感じです。

──普通に考えると年上から入りそうですけどね。

坂井 いや年下なので早く寝てほしいんです

藤本 有り難いことです。

──なるほど、年下の子は早く寝ないとダメだと。藤本さんはお姉さんたちに恵まれてますね。

──どんどん行きましょう。次は坂井さん。

坂井 ときめき▽レッドの「ひとちゃん」こと坂井仁香です。私はとき宣の中で一番お節介で熱いです。

──最近、お節介をやいたエピソードはありますか?

坂井 どうだろう。
何があったってことじゃなくて、普段からすごいお節介で、メンバーが間違えていると「ダメだよそれは」ってすぐに注意しちゃったり。

藤本 インタビューでも、私と(杏)ジュリアが中学生組で、ジュリアは去年加入してきたんですけど。あっ、ありがとうございます。

──突然どうしたんですか(笑)。杏さんに感謝の気持ちを伝えたくなった?

藤本 違うんです、すみません! でも、聞いてください。そのジュリアがインタビューでしゃべっている時とかに、ひとちゃん(坂井)が横で何かフォローしてあげようとしたり、お母さんみたいなんです。

──なるほど。杏さんのしゃべりを横からフォローしてくれるんですね。

藤本 私がしゃべっていて詰まったりすると、横から助け舟を出してくれたりするんです。

──それは素敵ですね。

吉川 メンバーの中でもすごく周りが見えているんです。

坂井 だからサザエさんってあだ名がついています。


──なるほど、家族の中心にいるみたいなイメージですね。分かりました。では次、小泉さんお願いします。

小泉 はい。ときめき▽ピンク「おはる」こと小泉遥香です。私はグループの中でおしゃべりを担当しています。ライブでもMCをよくやっていたりします。あとは、ラジオ番組をお笑い芸人の永野さんと一緒にやらせていただいていて、毎回ジャンルを問わず映画を観て、その映画について話しています。

──楽屋でもおしゃべりなんですか?

小泉 楽屋ではどう?

坂井 静かだよね。

吉川 うん、そんなにしゃべらない。

小泉 静かです。

藤本 #&$%!

辻野 え? え? なに? なんて言ったの?

──藤本さんひょっとして眠くなっちゃいました?

藤本 なってないです!

坂井 最年少なんで早くお風呂に入らないとね(笑)。


藤本 大丈夫です!

──なるほど(笑)、良かったです。では次は杏さん。

杏 二代目ときめき▽パープルの「ジュリ」こと杏ジュリアです。私はグループで一番新しいですね。

全員 わーいいね!

坂井 なんてくるかなって思ってた。確かに新しいもんね。

杏 そうです。

──杏さんは加入したのが去年の10月で、一番新しいということで、ぜひ他の皆さんに杏さんを宣伝していただきたいなと思うんですが、ずばりどんな人ですか?

小泉 ジュリアは小さい頃からバレエをやっていて、だから姿勢がいい。

坂井 ダンスもしなやかで一番綺麗に踊ります。

小泉 あと手足が長い。あといちばん清楚な感じがしますね。

坂井 頭がよくってちょっと恥ずかしがりや。


吉川 だいぶ人見知りです。

坂井 その人見知りなのが可愛いです。

──まだ入って5カ月ぐらいですよね? もう仲良くなれたんですか?

小泉 はい。でも打ち解けるまでに時間はかかりましたね。

辻野 話しかけると返してはくれるんですけど、ジュリアの方からっていうのは最初はなかったですね。

──グループに後から1人で加入するってすごく緊張しますよね。

杏 緊張しました。

──最初に話しかけてくれたのは誰だったか覚えてます?

杏 最初はひよりん(吉川)かばんちゃん(藤本)のどちらかだったような……。

吉川 あれだよね。自己紹介の時に、(グループ内の並び順的に)私の隣にくる子だから、「髪の毛サラサラだよね」って話しかけました。

辻野 大丈夫? それ、対抗意識とかじゃなかった?(笑)

吉川 違う違う! その時は私、もう長くなかったから! いや、ホントに第一印象ですごく綺麗だなって思ったんです。

小泉 だって一番最初にジュリアに会った時にひよりちゃんがボソッと「めっちゃ綺麗」って言ったんです(笑)。

吉川 美少女だなって最初に思ったので。

辻野 とき宣で初めての前髪なしのメンバーなんです。

──すごく目立ちますよね。では時間はかかったけど、今はもう仲良くなれたと。

辻野 名前を呼んでもらえる仲になりました(笑)。

──どういうことですか?

坂井 最初呼んでもらえなかったんです。

──どうしてですか?

杏 呼ぶのが恥ずかしかったんです。

辻野 年齢も離れてますし、呼ぶのに抵抗があったんだよね。

小泉 最初は肩トントンだったんですよ。

──あっ、下の名前だけじゃなく、さん付けで名字を呼ぶのにも抵抗があったんですね。

杏 ……はい。

小泉 曲の中で、名前をコールする曲があるんですけど、その曲で全員が初めて名前を呼んでもらえるっていう(笑)。

辻野 でも、それも最初はね。

杏 「あぁ、どうしよう」って抵抗がありました。

──曲の中のコールでも抵抗があったんですか?

杏 ありました。

吉川 面白すぎる。

──ちなみにグループ内で敬語問題はどうなっているんですか?

吉川 まず初期メンバーの4人(辻野、坂井、小泉、吉川)の間は上下意識はまったくないんです。かなみん(辻野)が最年長で私とは2歳差あるんですけど。かなみんを年上だと思うことがあまりなくて。

坂井 そう! 何も感じない。って言ったらかなみんには失礼だけど(笑)。

辻野 私と(坂井)仁香は、付き合いが長くて、仁香が小学生の時から知ってるんです。そんな小さい頃なんて上下関係なんて気にしないじゃないですか。その頃からの付き合いなので、あまり年の差を感じたことがないんです。

吉川 ばんびも全然敬語は使わないよね。

坂井 だけど、「あっ、中学生だな」って感じる瞬間は何度もありますね。あれやりたい、これやりたいって駄々こねたり(笑)。

──どんな風に駄々こねるんですか?

小泉 「これ使いたいー!」とか(笑)。

辻野 「かなみーん、これやりたいー」

藤本 恥ずかしいから止めてー!

坂井 メイク道具とかも、多分やって欲しいのか分からないですけど、「ひとちゃん、これ新しいね。可愛いの? どんな感じなの?」って。

──新しいものがあると使いたくなっちゃうんですね。

坂井 けっこう遠回しに言うんです(笑)。

藤本 違うんですー!

辻野 必ずメイクポーチのチェックが入るんです(笑)。

藤本 違うのー!

辻野 可愛いなって思ったのが、遠征中に2泊3日か3泊4日の時があったんですよ、その時にばんびが「ねぇ、かなみん。ちょっと抱きついていい?」って。

坂井・小泉・吉川 えー! なにそれー!

藤本 そんなの言ってないからー!

坂井 初めて聞いたよ。

辻野 寂しくなっちゃったんだ。

──あぁ、なるほど。家から離れたから。

小泉 本当のママじゃん。

辻野 普段寝てる時に抱きまくらを使っているらしいんですけど。

──家でですね。

辻野 そうです。

坂井 そう言えば、この間、ばんびに「おんなじベッドに寝て」って言われた。

藤本 違うんだよ、違うのー!

──一番甘えん坊ですね。

藤本 ちゃんと枕を抱いて寝てるんです。

──その枕が遠征先にはなかったから。

吉川 かなみんに助けを求めた。

藤本 ……恥ずかしいです。すみませんでした本当に(苦笑)。

──まあまあ、最年少なんだからいいと思いますよ。

小泉 甘えられるのなんて今のうちなんだから。

藤本 若いからできることだもんね。

吉川 もう、若さを使いこなしてるね(笑)。

──話がだいぶ脇道にそれちゃいましたが、新加入の杏さんは今ではメンバーの名前を呼べるまでにはなったと。挨拶はどうですか?

藤本 スタッフさんには「おはようございます」って言うんですけど、メンバー同士は「おはよう」なんです。でも時々メンバーにも「おはようございます」って……。

杏 ウチら(年少組の藤本・杏)はいつも「おはようございます」だよ。

藤本 で、ですよね。

──なんで突然かしこまったんですか(笑)。

藤本 分からないです(笑)。

──突然、最年少が出ちゃったんですね。でも、年少組は挨拶は「おはようございます」なんですね。

藤本 はい。

小泉 たまーに敬語を使うよね。

杏 LINEは絶対に敬語です。

小泉 あー確かに。なんでそこは敬語なの?

杏 (敬語じゃないと)打てない……。

辻野 まだ5カ月ですしね。

──そうか、まあ、ここから柔らかくなればいいですよね。では、最後、お待たせしました。吉川さん。

辻野 あ、そうかまだ全員回ってなかったですね。

吉川 いつもひよりを忘れるよね(笑)。

辻野 ごめんなさい、回ったと思って話いろいろ脱線しちゃいました。

──では、改めてトリの吉川さんお願いします。

吉川 はい。ときめき▽グリーンの「ひよりん」こと吉川ひよりです。私、ひよりはバラエティー担当をさせていただいております。最近のフリーイベントでは、ライブの前に小ネタを挟むというのをやっていまして、行った土地にちなんだものをやるんです。例えば、お台場のヴィーナスフォートさんだったら、ヴィーナスの格好で登場したりとか、イオンモール京都さんだったら「きょうとう」の格好をして出ていったりだとか。ちょっとひと笑いをいただいてからライブを始めるということをやらせていただいています。

──「きょうとう」は教頭先生のことですか?

吉川 そうです。ジャケットを着て、カツラとメガネを付けて。バインダーも用意していただいて。

──かなり手が込んでますね。リリイベの中で一番力を入れてるのはそこですか?

吉川 そういうわけではないですけど、終わったら肩の荷が降りたという感じはあります。覚えることがたくさんあるので、やりきって笑いが取れたら、「よっしゃー!」からのライブみたいな。

──もともと人を笑わせるのが好きだったんですか?

吉川 好きでした。とき宣に入って、そういうのをやらせていただけるようになったのはここ1年ぐらいなんですけど、その前までは家で培ってきたんです。

小泉 うそー!

──培ってきたというと?

吉川 家で即興ミュージカルをやったりとか。

──それはおひとりで?

吉川 おひとりです。あ、たまに妹を巻き込んだりとか。

藤本 すごい……。

吉川 本当にふざけるのは大好きなんですよ。

小泉 ひよりちゃんは即興力がすごくて、地方遠征の時にキャンペーンで番組に出させていただくことがあるんですけど、その時に即興宣伝ソングを作って歌ったりするんです。

吉川 今、思い出したんですけど、例えばママが家で「ラップ取って」って言ったら私が「YOH YOH」ってラップしながら「ラップ持ってきたよ♪」って持っていったり、そういう積み重ねがあるんです。

──愉快なご家庭ですね。

吉川 家族が笑ってくれたら私も嬉しいし、家族もみんなノリが良いので付き合ってくれるんです。

──ちなみに先ほどおっしゃっていた即興ミュージカルで、よくやっていた演目とかはあるんですか?

吉川 私、『アナと雪の女王』が好きなので、(主人公の)アナとエルサの掛け合いを妹とやったりとか。パンがあったら「そこにパンがあるわー♪」って始めるんです。

坂井 見たい、それ。絶対に面白そう。

──もう何でもミュージカルのネタになるわけですね。さて、ここで皆さんの自己紹介が終わりました。当初の予定ではここまでで5分か10分ぐらいかなと思っていたんですが、もう30分いっちゃってまして。

6人 えー!

吉川 すごい!

辻野 ごめんなさい!

──いや、すごく面白いお話が聞けていて最高なんですが、改めて今回avexさんから心機一転デビューするということで、そのへんのお話もお聞きしたいと思います。みなさんは一度2016年にメジャーデビューされていますが、その時と今回って心境に違いはあるものなんですか?

小泉 結成された当初はメジャーデビューさせていただくことすらも考えてなかったので。

坂井 メジャーデビューが発表された時、ファンの皆さんがすごく喜んでくれていたのに、私たちはなんかすごいことなんだとは思うけど、どういうことか分からなくて。

吉川 なんか聞いたことある言葉なんですけど、どうすごいか分からなかったんです。

坂井 今回はメジャーデビューがどういうことか知っているので、そこが違います。

──なるほど(笑)。

小泉 知識があるかないかの違いだった(笑)。

吉川 あとは、ジュリアが加入して新しくなったとき宣のメジャーデビューなので、そこも違います。

──インタビューの最後に4月10日に発売されるメジャーデビューシングル『ときめき▽宣伝部のVICTORY STORY/青春ハートシェイカー』を皆さんに宣伝していただこうと思っていたのですが、この流れで先にやってしまいましょうか。まずは『ときめき▽宣伝部のVICTORY STORY』の方から。

小泉 はい。『ときめき▽宣伝部のVICTORY STORY』は二代目ときめき▽パープルのジュリアが加入して初の新曲になるので、私たちの新たな決意を歌った曲になっています。「VICTORY STORY」が勝利の物語という意味で、誰もが共感できる前向きな歌詞になっています。のりやすくてライブでも盛り上がると思います。

辻野 振り付けや衣装もチアっぽくなっていて、応援ソングになっています。

小泉 何かに向かって頑張っている方とか、頑張っているけど壁にぶつかって悩んでいる方とかにぜひ聞いていただきたいですね。

──ありがとうございます。さすがMC担当の小泉さん、すごく簡潔にまとめていただいてありがとうございます。『青春ハートシェイカー』の方はいかがでしょう?

坂井 『青春ハートシェイカー』は『ときめき▽宣伝部のVICTORY STORY』とは違う、可愛らしい恋愛ソングで、フレーズの1つ1つが可愛くて、今恋をしている人はもちろん、大人の方も誰でも共感できる曲になっています。すごくキュンキュンできる曲なのでぜひいろんな世代の方に聞いてもらいたいと思っています。

──応援ソングと青春ソングの両A面でデビューするのが非常にとき宣っぽいなと思いました。

吉川 ありがとうございます。MVも2曲でまったく違っていて、『ときめき▽宣伝部のVICTORY STORY』の方はストーリー性がある感動系になっていて、『青春ハートシェイカー』は遊園地で遊んでいる私たちの素の表情が映っていて、この両A面でいろんなとき宣を見ていただけるんじゃないかなって思っています。

──ありがとうございます。さて、ここからはまた話をガラリと変えて、普段の皆さんの話を聞いていきたいのですが、一番忘れ物多いのは誰ですか?

辻野 えー、誰だろう……。

小泉 私の場合は大きい忘れ物はないんですけど、家を出る時に今日何か忘れ物してそうだなって思ったら絶対に些細な物を忘れています。あと、すごく心配性なので、家の鍵を閉めたかどうかが不安になって、走って戻ったら閉まっていて「なんだよ!」ってなることはよくあります。

藤本 私は遠征先のホテルでの忘れ物が怖くて。最近はいつもひとちゃんと同じ部屋なんですけど、「ねえ、忘れ物してない? ちゃんと見た?」って必ず確認するようにしています。いつもお節介焼くのはひとちゃんなんですけど、忘れ物の確認だけは私がやっています。

坂井 でも、私、忘れ物がひどい時期があって、学校に学校のカバンを置いて帰ったり、そういうことがあったんです。

──それはもう治ったんですか?

坂井 でも、高校2年生になってお弁当箱を3回学校に忘れました。

──3回もですか?

坂井 はい……。

──ホテルの話が出ましたが、部屋割りは大体決まってるんですか?

吉川 私とかなみんが一緒で。

坂井 私とばんびが一緒です。

──辻野さん吉川さんが同部屋、坂井さん藤本さんが同部屋、小泉さん杏さんが同部屋ということですね。一緒に部屋にいて気づいた新しい一面ってあります?

辻野 なんかひよりとは一緒にいすぎて、家族というか姉妹というか、日常的に周りにいる存在なので、いざ新しい一面って言われると難しいですね。

坂井 ひよりはこの間、でっかいトマトジュース持ち歩いてた。

辻野 あ! それだ! 1.5リットルぐらいのペットボトル。あれ、けっこう持ち歩いてるよね。

藤本 スーツケースから大きなトマトジュースが出てきた時、心の中でビックリした(笑)。

──なんでそんな大きなトマトジュースを持ち歩いてるんですか?

吉川 お腹空いちゃうんですよ。トマトジュースってお腹にたまるじゃないですか。だからお腹空いた時に飲めるように入れているんです。一本入れておいたら便利なんで。

小泉 ヴァンパイアなのかなって思いました(笑)。

藤本 (私が同部屋の)ひとちゃんは行動がすごく早いんです。私、けっこう遅いのでそれは素晴らしいと思う。

──せっかちな人とゆっくりの人が同じ部屋だと朝とか大変じゃないですか?

坂井 起こします。でもばんびのアラームも私のアラームも鳴っていて、「ばんび起きて」って電気つけたりしてるのにぜんぜん起きないんです。だから放っときます。

──最後は放っとくんですね(笑)。

坂井 最初はすごく頑張って起こすんですよ。「ばんび、ばんび」って何度も呼んで。でも、一回目覚めてもまた寝ちゃうんです。その後もずっと寝てるから、私は私の支度をします。せっかちなんで。

藤本 本当早いんですよ。ホテルに帰ってお風呂に入る時も、一緒にお風呂に入るんですけど、ひとちゃんが「先行くよー!」って言って、私が「えー待ってー!」って感じで追いかけるんです。

──他のお部屋はどうなってるんですか、朝や夜は。

辻野 私も家では朝起きないタイプなんですけど、ホテルでは「ぴよー」って起こす。

吉川 えっ?

──えって言われてますけど(笑)。

辻野 ぴよはアラーム鳴っててもずっと寝てるよ。

吉川 寝てたか。でも、それかなみんもだよ。

小泉 確かに。2人とも起きない。

辻野 おはるも起きないじゃん!

小泉 私は起きる時は起きるよ。みんなで(同じ部屋に)泊まる時もあるんですよ。その時に誰かのアラームが鳴って起きて、でも誰のアラームか分からないんです。だからずっとアラームが鳴ったままで。

坂井 分かる。私、けっこう一番最初に起きるタイプなんですよ。

小泉 うん、仁香が一番最初に起きる。

坂井 だから目覚ましが鳴ってる中、1人だけ起きちゃって、「誰? ねえ誰?」「消してよ、早く」ってみんなが寝てる中で言って。

吉川 で、しょうがないから消して寝るみたいな(笑)。

藤本 でも、誰かのアラームすごい音がするんです。心臓がビクーンッってするくらい。

坂井 かなみんのだよ、それ。

──辻野さんのアラームなんですか?

藤本 おはるちゃんかかなみんだと思います。

辻野 私、自分のアラームの音聞こえないんですよ。だから覚えてない(笑)。

小泉 アラームセットしても自分のアラームで起きるんじゃなくて誰かのアラームで起きるよね(笑)。

坂井 自分の音って毎日聞いてるからかな。

辻野 それもあるかも。

──さて、話は尽きないですが、時間もなくなってきたのでこの辺で終わりたいと思います。

辻野 え?

藤本 もう、そんな時間ですか?

──はい。先にデビューシングルのお話を聞いといて良かったです(笑)。最後に一言だけ、もう一度ニューシングルを宣伝していただけますか。

小泉 はい。私たちのavexデビューシングル『ときめき▽宣伝部のVICTORY STORY/青春ハートシェイカー』が4月10日に発売になります。いろんな方に聞いていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
ときめき▽宣伝部 avex 1stシングル
『ときめき▽宣伝部のVICTORY STORY/青春ハートシェイカー』
4月10日発売
※▽はハートマークが正式表記
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