HKT48だけでなく、48グループ、そしてアイドルシーンを牽引してきた指原莉乃が4月28日、ついに卒業する。そんな指原がHKT48として参加する最後のシングル『意志』が4月10日に発売される。
シングル発売を記念して、現在発売中の『月刊ENTAME』2019年5月号より田中美久のインタビューを特別に掲載。指原からHKT48を託された1人として、新たな時代に何を思うのか。
──今回は、本誌特別編集版の表紙も飾っていただきました!

田中 ありがとうございます。以前から、月刊エンタメさんでは連載をさせてもらっていたので「いつかは表紙に出てみたい!」というのが、私の密かな目標になっていたんです。こんなに早く夢が叶っちゃっていいのかなって。表紙の撮影があると聞いたときも、まさかソロの撮影だとは思っていなかったので、本当にありがとうございます!

──けっして早くはないと思いますし、平成のうちに叶ってよかったです。撮影はいかがでしたか?

田中 衣装も大人っぽくて、色味もすごく好きな感じでした。一度はこういう表情や雰囲気の撮影に挑戦してみたいなって思っていたので、とてもうれしいです。

──新たな魅力が垣間見えたかもしれませんね。

田中 最近「大人っぽくなったね」って、言っていただけることがすごく多いんですけど、今回のグラビアを見て、こういう大人っぽい表情もしっくりくるようになったな、と感じていただけたら、いいなって思います。

──4月28日の横浜スタジアムで指原莉乃さんが卒業します。まさに平成の次の時代の幕開けと同時に、新しいHKT48の歴史がはじまります。
その前に指原さんが参加する最後のシングル『意志』が4月10日にリリースされることになりました。前作の『早送りカレンダー』(矢吹奈子と田中美久がセンターを務めた)から、11カ月ぶりのシングルです。

田中 前回の『早送りカレンダー』はすごく爽やかな感じだったんですけど、今回はシングルでは珍しくかっこいい楽曲で、きっと「こういうHKT48って、あんまり見たことないな」って思っていただけるんじゃないかなって。MVを撮影しながら、私もなんか大人になったなって思いました。

──それはどういうところですか?

田中 今回は5期生からも初めて選抜メンバーに選ばれたメンバーもいるんですけど、今までは先輩方の背中を見ながら踊っていたのに、気がついたら後輩がたくさん入ってくれていて。衣装もピシッとした感じだったので「これからのHKT48を支えなくちゃ」って強く思いました。今まで私が背中を見てきた先輩方が偉大すぎて、まだまだ私には難しいことも多いんですけど、なにごとも「美久らしく」やっていけたらなって。来年には新しい劇場がオープンするし、再来年にはさくちゃん(宮脇咲良)と(矢吹)奈子ちゃんも戻ってくるので、それまでに私も負けずに成長していきたいです。

──矢吹奈子さんの活躍はやっぱり刺激になりますか?

田中 そうですね。ほぼ毎日、連絡は取りあっているんですよ。昨日も今日も連絡しました。

──本当に仲がいいですね。


田中 奈子ちゃんが月刊エンタメさんでの連載が、私が博多のおいしいものを食べる内容に変わったことを知ったら、きっと「私も食べたーい!」って言うと思います(笑)。
たなか・みく
2001年9月12日生まれ。血液型B型。熊本県出身。151センチ。HKT48チームH所属。3期生。ニックネームは「みくりん」。2013年8月にHKT48 3期生オーディションに合格。2014年3月HKT48 3rdシングル『桜、みんなで食べた』で初選抜。2018年11月発売の11thシングル『早送りカレンダー』では初センターを務めた。昨年6月の「第10回AKB48世界選抜総選挙」では10位にランクイン。

「大人っぽい表情を見てほしい」HKT48田中美久ソロ表紙に

HKT48 12th Single
『意志』4月10日(水)発売
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