【写真】今、一番期待されている10代のグラビアアイドル菊地姫奈の撮り下ろしカット【5点】
そんな逸材・菊地が最初に注目を浴びたのは「ミスマガジン2020」のベスト16の時だった。15歳という年齢もさることながら、まるでフィギュアのような完成されたプロポーションボディーが注目を集めた。
クラシックバレエの経験から、何かを表現することが好きだったという菊地は、最初に目指したのはアイドルだった。
「ただ芸能界には興味があって、何かのきっかけになればとお母さんが応募してくれたのが、ミス・ティーン・ジャパン2020でした」
菊地は2019年に行われたこの大会で決勝に進出。グランプリには届かなかったと知った瞬間、ステージ上では涙を流した。だが、スタイルの良さが芸能関係者の目に留まり、大会後には複数の芸能事務所から声をかけられた。その中でも母体がドラマの制作会社で、演技の仕事もできる現在の芸能事務所「BLUE LABEL」に入ることを決めた。その時、菊地は15歳だった。
その後は「ミスiD2020」UpNext賞を受賞。「ミスマガジン2020」ではミス週刊少年マガジン賞に輝き、さらに注目を浴びることになる。ビキニを着るのは「ミスマガジン」のオーディションが初めてだったが、グラビアの仕事に対しては「全然抵抗感もなく、楽しくやっていました」という。
グラビアの仕事をやる前はコンプレックスでしかなかったという胸も、菊地の大きな武器となった。「ミスマガジン」のオーディション後、注目度は増し、芸能活動は忙しくなった。環境も変わったことで心機一転LINEのアカウントも新しくした。
学校での友達は減ったものの、ミスマガ2020同期とは仲良く、遊びにも行くという。さらに今一番仲が良いというのが池袋のアニメイト近くで知り合った友人だ。菊地を語る上でスタイルの良さとともに外せないパーソナリティがこの二次元好きだ。
「アニメグッズの発売日にグッズを交換している人ってすごく多いんですよ。私もカードを10ボックス買ったので交換したかったんですが、友達がいなかったので一人でずっと立ってたんです。そうしたら『朝から夕方までいる子がいる』って声をかけてくれる人がいて。
池袋でできたオタク友達とは、今やディズニーランドに行ったり、それぞれがお互い推しのアクスタを持って旅行に行く仲だ。
恋愛の相手は二次元の男性だ。初恋の人は「弱虫ペダル」のキャラクター、真波山岳。グラビアの撮影では、好きな「あんさんぶるスターズ!!」のキャラクターのアクリルスタンドを持っていき、その土地の綺麗な景色と一緒に写真を撮影していたこともある。
現在、一番ハマっているのは「うたの☆プリンスさまっ♪」だが、のめり込み方は相当なものだ。
「去年『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』という映画が公開されたんですが、映画館で観た時に一ノ瀬トキヤくんっていう紫のメンカラの男の子が格好よくて好きになりました。ライブ形式の映画で、無発生音声上映とかもあり面白くて。40回同じ映画を観てます!」
スマホにはゲームも入れ、疲れた時には一ノ瀬トキヤの声を聞いて、心を癒している。
こうしたおとなしそうでオタク的一面はある意味、菊地のイメージ通りともいえるが、意外な一面もある。実は普段はピンクであったり、かなり派手めの私服を着ることが多いという。
「めちゃくちゃ派手です。毎回見た人に『何、その格好』って言われます。
菊地は女優でもあるが、ある意味普段から菊地姫奈を演じていると言えるかもしれない。
グラビアアイドルとしての菊地の魅力も演じる、そのなりきりぶりだ。猫耳をつけても、ギャルのコスプレをしても想像以上に似合ってしまう。
今年9月には「週刊少年マガジン」で、ほかの歴代ミスマガジンのメンバーとともに漫画家・瀬尾公治のラブコメ漫画「女神のカフェテラス」のコスプレにも挑戦。「もともとキャラクターがいて、それに合わせるというコスプレが初めてだったので、すごく楽しかったです」と振り返る。
この撮影で一緒になった「ミスマガジン2021」の天野ききは、以前別の取材で菊地について「以前はモデルさんみたいなスレンダーという感じだったんですけど、今はグラマラスでボン、キュッ、ボーンでした」と語っていた。菊地自身もまだ若いが、既に同業のアイドルからも憧れられる存在になっている。
そんな菊地の憧れの人が、女優、グラビアアイドルとして活躍する大原優乃だ。まだ本人に会ったことはないが、現在発売中の「週プレPREMIUM 2022下半期グラビア傑作選」では同じ雑誌でのグラビア“共演”できた。
【後編】高校最後の写真集を発売・菊地姫奈「子供体型から大人っぽい体型に成長してきているのかな」