【写真】SNSとの付き合い方について考えた柏木由紀
番組MCを務めるAKB48の柏木由紀は「グループ加入前に、好きなアイドルを応援するブログやSNSをいっぱいやっていた。これがファンの人に全部バレて、応援している内容なのに『このアイドルのことをこうやって書いていた』と言われて、恥ずかしい気持ちになった」と振り返った。
その上で、「当時は学生だったので、私のSNSは『クラスの人数ぐらいしか見てない』という認識だった。まさか何年も経って日本中に広がるなんて想像していなかったので、軽い気持ちで投稿してしまう背景は、わからなくもない」とコメントした。
また、トラブルを避けるために心掛けていることについては「裏アカウントに何でも書かないようにしていて、“AKB48の柏木由紀”としてやっている本アカウントで言えないようなことは絶対に書かない。誰がいつ裏切るか、どこで見つかってしまうかわからないので、想定できるトラブルは未然に防ぐようにしている。1ツイートで何もかも失う立場なので、すごく気を付けなきゃいけない」と明かした。
お笑い芸人のパックンは「めちゃくちゃ大事なポイントなので若者に聞いてほしい」と切り出した上で、「不適切な行動をすることを断る勇気を評価してくれる人と付き合ってほしい。『なんだよお前!つまんねぇな!』とけしかけてくる人とは縁を切ってもいい」と呼びかけた。
また、番組では、国会での同性婚にまつわる議論について、注目した。柏木は「異性を好きになるのも、同性を好きになるのも、特別なことじゃないという認識があるので、同性婚がダメな理由がわからない」とスタンスを示した上で、「女性には『彼氏いるの?』、男性には『彼女いるの?』と、当たり前のように悪気もなく聞いてくる方がいる。同性婚が法律で認められたら、アンテナをまだ張り巡らせていない人の認識が変わるきっかけになるのではないか」と語った。
また事実婚を公表したタレントの池澤あやかが、民間サービスでパートナーとの婚姻関係を認めてもらうための壁について話すと、柏木は「事実婚も難しいんだ」と唖然。「元から結婚にはまだ興味がなかったけど、話を聞いていると良いイメージがどんどんなくなってくる」と肩を落とした。
さらに、番組の冒頭では、柏木がソロデビュー10周年を迎えたことを紹介。柏木は「AKB48というグループのイメージがすごく強いようで、『ソロもやってたんだ!』と驚かれることがある。これからはちょっとずつソロ活動や歌のイメージをつけていきたい」と抱負を語った。
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