【写真】アジャコングと白熱したバトルを繰り広げた、SKE48荒井優希【22点】
第2試合が終わると、荒井を先頭に青木詩織、岡本彩夏、青木莉樺、伊藤実希がリング上に登場。四方からの大きなコールとサイリウムの光の中、SKE48の代表曲「チョコの奴隷」、「賛成カワイイ!」に続き、荒井を含む本日のメンバーが所属するTeam KIIの新公演「時間がない」の楽曲「Over the Top」を披露。この曲は荒井がセンターの楽曲で、劇場ではステージをリングに見立てた演出で披露されたが、本物のリング上での初披露となった。
荒井以外の4名はリングに上がるのは初めてで、青木莉樺は「楽しみすぎて朝の5時まで眠れなかった」というほど。みんなで喜んで感想を話していると会場が突如暗転。スクリーンに青木詩織の写真が映し出され、4月15日(土)の後楽園ホール大会でレフェリーデビューするということがサプライズ発表された。青木詩織は当日までの特訓を誓い、荒井の得意技の「Finally」(かかと落とし)のネーミングの由来となった「片想いFinally」でミニライブを締めくくり、メンバーはリングを後にした。
荒井はアジャコングと昨年10月に初対戦し、本日のメインイベントで5ヶ月ぶりの対戦。3月18日(土)有明コロシアム大会でシングルマッチが決まっており、本日は前哨戦とも言える試合。会場に荒井コールが響く中、荒井は初っ端からアジャに対峙するが、組み合っても動かせず、ビッグブーツを打ち込んでも逆に体ごとぶつかられて吹き飛ばされてしまう。
さらには顔面を張られ、パイルドライバーで真っ逆さまにキャンバスへ突き落とされてしまった。
アジャから替わった宮本の羅生門で捕まるが、山下にまた助けられる形に。アジャが山下に一斗缶攻撃をしかけると、山下はこれを蹴飛ばして阻止。アジャは山下に裏拳を見舞い、山下も返す刀でSkull Kickを放ってダブルダウン。荒井は宮本の鴻臚館狙いを着地してビッグブーツを放つと、フルネルソンバスターからFinallyでフォールを奪った。
試合終了後リング上で、山下は「今日勝ったけどまだまだでしょ。私は荒井優希ちゃんのアイドル姿も荒井優希のプロレスラーの姿も本当に強いなって思って見てます。だから、有明、アジャさんに勝ってほしい」とエールを送り、「ここにいるお客さんもみんな思ってますよね?」と呼びかけると客席からも荒井コールでエールが送られた。
荒井は「勝ったけど、めちゃめちゃ悔しいです」とコメント。それでも最後は「みんなに言われなくても勝つつもりです。試合をするからにはアジャさんに勝つ気持ちしかないので。
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