長きにわたってグラビアの第一線で活躍する鎌田紘子。2022年には、SNSで「めくりぱんつ」と題した写真を毎日公開して話題を呼び、現在Twitterのフォロワー数は30万人超えを誇る。
そんな彼女が2nd写真集『めくりぱんつの向こう側』(玄光社)を発売した。そこで、めくりぱんつ誕生秘話や反響などを中心に語ってもらった。

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めくりパンツという言葉を考えたのは2022年。しかし、以前から撮影では同じようなポーズを取っていた。ふと、そうしたポーズに、そのままの言葉“めくりパンツ”を当てはめたところ、予想を超えた反響があった。

「そもそもちっちゃいパンツは大好きで、以前からSNSにはそうした写真を上げていたんですけど、めくりパンツという言葉を入れただけで信じられないような反響があって。めくりパンツの写真は何を上げても、『待ってました!』みたいな反応で、『これでいいのかなぁ』と思いながらも上げ続けて今に至ります。めくりパンツを始めてから、Twitterのフォロワー数は1年間で22万人以上増えました」

撮影ペースは月に1回程度、自前の衣装を12、13着ほど持参して、気心の知れたカメラマンとスタジオ入り。ひたすら着替えて撮影を繰り返して、一気に1か月分を撮影する。

「こだわりは見えるか見えないかギリギリのところ。ちょっと画像を傾けたら見えるんじゃないかぐらいを攻めています。特にカメラマンさんと事前に打ち合わせすることはありません。
その日の気分で、『これを撮りたいんだけどどう?』みたいな感じで撮影しています。カメラマンさんは清水貴志さんという方で、過去に仕事でご一緒したことがあったんですけど、SNS用の撮影を始めたのは1年ほど前。お互いに撮影の流れも分かっているので、サクサク進みますし、気軽さもあります」

SNSに上げる写真のセレクトは、全て自分でやっている。

「清水さんから全てのデータを送ってもらっているんですが、ギリギリを狙って撮影してもらっているのに、意外と上がってきた写真を見ると、ちゃんと見えてはいけないところが見えていない(笑)。しっかり計算して、絶妙な角度で撮ってくれているんでしょうね。SNSに上げる時間は特に決めていないんですけど、1日1枚はインスタかTeitterに上げるようにしていて、もう1年以上続けています」

めくりパンツを始めてから、ファン層にも変化があった。

「ファンの年齢層は20代から60代までバラバラ。私が経営するバー『andmerry』まで会いに来てくれる方も、昔からのファンの方だけではなく、初めましての方もいて様々です。大半が男性ですが、女性のフォロワーも増えていますね。外国の方のフォロワーも増えているので、最近オンリーファンズ(OnlyFans)も始めて、英語で投稿しています。外国の方のコメントを読むと、意外と日本のファンと同じような内容なんです。『もっと脱いでほしい』と言う方もいれば、『君はそんなに脱がなくていいんだよ』とか(笑)」

2023年2月21日に発売した『めくりぱんつの向こう側』は、前作から9年ぶりの写真集となる。


「デジタル写真集は出していたんですけど、紙は久しぶり。まさか2冊目の写真集は、めくりパンツの流れでやるのかって(笑)。玄光社さんから『めくりパンツで写真集を一冊作りたい』というメールがあって、これまでお付き合いはなかったんですけど、お話しを聞いて、完全撮り下ろしの写真集を作りましょうということになりました。カメラマンは清水さんですが、他のスタッフさんは、みなさん初めましてでした」

写真集撮影のために、ボディメイクにも気を遣った。

「もともと太りやすい体質なので、撮影日に合わせて食事制限を徹底しました。お酒を飲むことも多いんですけど、撮影日が近付いてきたら我慢して。あとは、できる限り歩いたり、サウナにめちゃめちゃ行ったり。撮影前日はサウナに4時間ぐらい滞在して、一日で水抜きをするような感覚で2キロぐらい落としました」

多彩なパターンの衣装に合わせて、ロケーションは古民家や洋館など和洋折衷で、しっとりした雰囲気から、ラブリーな世界観まで、様々なシチュエーションでめくりパンツを楽しめる内容だ。

「衣装はスタイリストの方にお任せだったんですが、衣装合わせの時に確認したら、大きめのパンツを多めに用意してくださったんです。だから『極力おしりの頬が見えるような、できる限り、ちっちゃいパンツを用意してください』とリクエストをして、ちっちゃいパンツを用意してもらいました。普通は『ちっちゃいのを大きくしてください』というリクエストだろうから逆ですよね(笑)。撮影当日は、いろんなポーズで、いろんな角度から、ひたすらめくりパンツをしました。
表紙はめくりパンツこそ控えめですけど、裸みたいな感じで、自分でもお気に入りの写真です」

【後編はこちら】社長グラドル・鎌田紘子、「辞めようかなと思った」グラビア活動を振り返る

▽鎌田紘子
グラビア活動だけでなく、これまで様々なバラエティ番組への出演や、商品プロデュースなど、多岐にわたり注目を浴びる鎌田紘子。現在はカフェバーの店舗経営をするなど、実業家としても新たな才能を開花させている。
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