【写真】「狩猟はものすごく残酷」と自身の山暮らしを語る東出昌大【2点】
番組では、2022年春から山に拠点を移し、狩猟免許を活かして自給自足の生活を送る東出と“いのちを食べる”ことについて話し合った。議論の冒頭、東出は「いま、命にまつわる狩猟のドキュメンタリーを撮っている。これは一晩中語れるテーマ」と意気込みをあらわにした。
現在の暮らしに至ったきっかけについて、「以前は東京で忙しく働き、ロケ弁を用意してもらっていたし、食べ物の選択ができない生活だった。『感謝して食べろ』と言われたって『感謝ってなんだ?』と思っていた。そもそも何を食べていて、その元となるものが何なのかわかっていない。そんな僕にとって、足りないものは原始的なことなんじゃないかな?と考えて、猟師になった」と告白。
実際に狩猟に出るようになった当初について、「狩猟はものすごく残酷。初めて獲った時は、頭が真っ白になり、手もビリビリ震えた。
その上で、「自分が獲ったんだから、綺麗に食べなきゃいけないと思う。だから、『もったいないことはしちゃいけない』『そもそも“もったいない”ってなんだろう?』とすごく考えるようになった」と、猟師になったことによる変化を語った。当時の悩みは今も続いていると話し、「『自分だったらどうする?』と考える機会を、自然の生活は与えてくれる。まだまだ答えは見つからないし、『生きるってなんだろう?』ということをこれからも考えたいと思う」と話した。
また、番組では東出オススメの「猟師メシランキング」を発表。3位は売買禁止で猟師しか食べられない「ヤマドリ鍋」、2位に貴重な動物ながらも脂がよくのっているという「穴熊焼き」、1位については「熊しゃぶ」と発表した。熊しゃぶについて東出は「脂が上品だし、味わい深くて濃厚。牛肉より美味しいと思う」とプレゼンし、共演者たちの興味と食欲を誘った。
豊かな自然と命に囲まれた環境で暮らす東出だが、「ジャンクフードはめちゃくちゃ食べますよ」と意外な一面も披露。「先日、牛丼屋に行ったら、キャッシュレス決済だけの店で、現金が使えなかった。
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