【写真】「試合が終わっても仲良くする気はない」こめおの撮り下ろしカット【6点】
「あいつは煽り方からして三流。ラッパーのくせにボキャブラリーも貧困で、せいぜい中2レベルだなと思った。俺は料理人として、韓国料理の文化はリスペクトしていますよ。だけど、それとこれは別。格闘技に限らず、スポーツの世界で韓国人選手って品のないプレーをよくするじゃないですか。そこにきてユジンの低脳な挑発を目の当たりにしたものだから、マジでブッ殺してやりたくなったんですよね。
オーディション映像では、傍若無人な韓国人選手の振る舞いに「行儀が悪すぎる!」と日本人選手が激怒。しかし行儀の悪さに関しては人後に落ちないBreakingDown勢だけに「お前が言うか?」というツッコミの声もネットでは上がった。
「たしかに俺にケンカを売ってくる奴は他にもいるけど、そのときはそいつなりの理屈があるわけですよ。『ここでこめおに突っかかることで、反応がもらえたらラッキーだな』とか。でも、あいつらにはそういった考えが一切ない。ただ、やみくもに片っ端から因縁つけているだけ。だからバカだって言うんです。こういうことは言いたくないけど、『韓国だとその程度で成立するの?』って唖然としちゃいますよ。煽りも低レベル、ラップも低レベル、おそらくネット民の書き込むレベルも低レベルなんじゃないですかね。」
相変わらず鼻息の荒いこめおだが、最近は「格闘家として生きていくことに決めた」「将来はRIZINに出たい」とファイターとしての決意を表明する機会が目立っている。
「俺って『ONE PIECE』に出てくるサンジと同じなんですよ。もともとサンジもバトル専門の人ではない。本来の役割は料理人なんだけど、闘わざるを得ないから闘っているに過ぎないわけで。『料理だけやっていればいいじゃん』という意見もわかるんだけど、俺にも闘わざるを得ない理由というのがあるんです。それは今まで味わってきた人生の不条理なことだったり、今後も向かい合うであろう理不尽なことに対する怒りだったりとか……。人生でどんなことが起こっても闘える人間でありたいという気持ちもあるし、なんか必然なんですよね」
現在は東京・六本木に会員制の店『お米割烹 こめを』を構えているこめおだが、こちらは近いうちに広尾へ移転する予定だという。だが当のこめおは「“BreakingDownでバズっていたから店に来ました”みたいなパターンは避けたい。料理は料理として正当な評価を受けたいので」とプロとしてのプライドを覗かせる。
「料理人として名を売るためにBreakingDownに出ているわけじゃないです。かといって、プロ格闘家として頂点に立ちたいとも考えていないですしね。RIZINに出たいと言ったのは、YUSHIに屈辱的な負け方(右膝蹴りで悶絶KO負け、担架送り)をしたから。
改めて言うまでもなく、こめおはBreakingDownの看板選手だ。人気者であることは間違いない。だが同時に多数のアンチを抱えていることでも知られており、ツイッターではことあるごとに炎上騒ぎを起こしている。なぜここまで嫌われているのか? 本人は次のように分析する。
「存在が尖っていますからね。飯田(将成)さんのように特別強いわけでもないのに。視聴者からしたら、実力的にはまだまだ全然なくせにイキがっているものだから、『なんだよ、俺でも勝てるじゃん』って感じるはずなんですよ。結局、俺ってすごくわかりやすい標的なんだと思う。もともと格闘技ファンってタチの悪いアンチが多いんだけど、BreakingDownに関しては全部そのアンチが俺に集約されているイメージ」
もちろんアンチの存在は人気の裏返しであり、熱烈にこめおを支持する層も存在する。実際、ファンの存在は本人にとっても大きなモチベーションになっているようだ。
「くすぶっている奴らからしたら、たぶん俺の存在って等身大なんだと思う。俺は本当に何者でもなかったし、刑務所から出てきて必死に暴れ散らかしていただけの存在。
こめおはBreakingDown4で初登場したときのことを「居場所を作ろうと、もがき苦しんでいた。あの時点の俺には精一杯の表現だった」と振り返る。やぶれかぶれながらも爪痕を残そうとするこめおの痛烈な自己主張に視聴者は釘付けとなったのだ。
「自分が刑務所にいたとき、慰問で芸能人が来ることが結構あったんです。だけど、そいつらの言うことは何ひとつ響かなかった。だって、その人たちは最初から俺たちと住む世界が違うわけでしょ。『お前、刑務所に入ったことないじゃん』って思いますよ。なにも刑務所に入っていなくてもいいんですよ。
リミッターの外れた狂犬ぶりに刮目したい。
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