成田凌主演の月10ドラマ『転職の魔王様』(カンテレ・フジテレビ系)が、毎週月曜夜10時より放送されている。今回、犬飼を演じる藤原大祐に第3話の見どころを聞いた。


【写真】藤原大祐演じる犬飼ほか3話場面カット【13点】

『転職の魔王様』は、“転職の魔王様”の異名を持つ、毒舌敏腕キャリアアドバイザー・来栖(成田凌)が、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる、心ゆさぶる“転職”爽快エンターテインメント。

31日(月)放送の第3話に登場するのは、もっと正当に自分を評価してくれる上司のもとで働きたいと転職を希望する青年・笹川直哉(渡邊圭祐)。どの企業でも課題として挙げられる“転職あるある”の一つ、若手の離職率の高さ。来栖は、笹川が抱える本当の“闇”見抜き、導いていく。

一方、超クールな来栖の態度を中和するかのような役割を果たしているのが「シェパードキャリア」の仲間たち。第3話では、ひと際明るく愛されキャラのアルバイト・犬飼(藤原大祐)が「シェパードキャリア」のために一肌脱ぐ場面も。


今もっとも勢いがある若手俳優として注目を集める藤原は、本作で演じる犬飼のキャラクターそのままの素顔を持つ。主演の成田にも制作発表会見で「彼の沼にハマっていく感じがします。愛しくてたまりません」と言わしめるほどの”リアル愛されキャラ”の藤原に、3話のみどころを聞いた。

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──藤原さんが思う『転職の魔王様』の魅力を教えてください。

藤原 台本を読んでいて、すごく勇気がもらえる作品だなと思いました。僕自身は今の仕事にやりがいを感じているので、まだ転職を考えたことはないのですが、自分の仕事との向き合い方を改めて考え直すきっかけになりましたし、次の日の朝、家を出るのが少し楽しみになるような、仕事欲を掻き立てられる作品だと思います。


──犬飼翔を演じるにあたり、意識していることがあればお教えください。

藤原 犬飼はこの作品における場面転換の役割だと思いました。仕事と人生に向き合うストーリーなので人によっては言葉の一つ一つが心に刺さったり、全体的に空気が硬い印象があったので、そことのギャップを生むことのできるキャラクターだと解釈しています。広沢さん、山口さんを演じるお二方(山口紗弥加/おいでやす小田)が本当に優しくて、現場でも沢山お話をさせていただいているのでなるべく作中と現場での居方の差をなくすことを心がけています。

──撮影現場でのエピソードを教えてください。

藤原 最近は「はぁって言うゲーム」を皆さんとやってます。
お題に沿ってお芝居をしていくゲームなのですが、本物の役者の皆さんとやるのがすごく面白くて、ゲストの方にも入ってもらいながら日々楽しんでます。
 
──共演者の印象について教えてください。

藤原 成田さんは、「優しい先輩」という印象です。現場でも番宣でご一緒している時も、いつも気にかけてくださっていて、色んなことをお話しています。小芝風花さんは、「太陽」みたいな方です。現場がパッと明るくなる存在ですし、いつも風花さんの笑い声につられて自分も笑ってしまいます。
石田ゆり子さんは、「美の象徴」みたいな方です。間近でみると更に驚くレベルの綺麗さです。美の秘訣を伺ったら週に一回は必ず運動をするということでした。僕も頑張ります。

──撮影を乗り切る藤原さん自身のリラックス方法はありますか。

藤原 全く関係ないことをする時間を大切にしています。
甘いものを食べながら、音楽を聴いたり何かの映像を見たりする時間を1日に一回は必ず作るようにしてます。

──3話のみどころ・視聴者へのメッセージをお願いします!

藤原 3話は誰しもが持っている悩みの詰まった回なのではないかと思います。「仮面」をつけざるを得ない風潮にあるこの社会の中でどう生きていくのか。一筋の希望が見える回になっています。ぜひご覧ください。

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