サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(通称:日プ)が、10月5日(木)より動画配信サイトLeminoにて放送されている。同番組では、これまでにJO1とINIという2組のボーイズグループを輩出してきた。
第3弾となる今回は初のガールズグループのオーディションとなっており、応募者総数は過去最多の約14,000人を記録するなど、各所で注目を集めている。

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同番組のシステムは、全国から集まった101人の練習生の中から、国民プロデューサーと呼ばれる視聴者の投票を通じて、デビューメンバーを決定するというもの。投票回数は1人につき1日1回までとなっている。

今回のシーズンには様々なタイプの参加者がいるが、中でも注目なのは櫻井美羽と笠原桃奈の2名だ。櫻井美羽はGirls Planet 999やNizi Projectなど、これまでに複数のオーディション番組に出演している。さらにNewJeansの候補生として活動していた過去もあり、他の参加者と比べて圧倒的に有力候補であることは間違いないだろう。

笠原桃奈はハロー!プロジェクトのアイドルグループ・アンジュルムの元メンバーだ。活動歴は長く、ステージ経験も豊富。既にファンを多数抱えていることもあり、最有力候補の1人と言っても過言ではない。

今回のシーズンで最終的に選ばれるのは11人。視聴者の票を最も多く集めた11人だけがデビューできる。日プの面白いところは、国民投票によってデビューメンバーが決まることだ。
番組内では各分野のプロフェッショナルであるトレーナー陣によって、歌やダンスのパフォーマンスが評価され、レベルによって振り分けられる。しかし、トレーナー陣からの評価があまり高くなくても、国民からの人気を集めることができればデビューすることが可能なのだ。ただしこれまでのシーズンでは、グループバトルで高評価を得た人が多数の票を一気に獲得できるというイベントがあったため、パフォーマンス力を磨くことはやはり重要である。

視聴者が誰に投票するかを決める理由は様々だ。「ルックスが好きだから」「歌がうまいから」「ダンスが上手だから」「素直で頑張っているから」など、何が投票の決め手になるかは分からない。そのため、どのように視聴者からの支持を集め、自分に投票してもらえるようにするかを考えることが何よりも重要だと言える。参加者たちがどのような戦略で視聴者にアピールしているのかという点に注目して見ると、より一層楽しめるかもしれない。

10月12日(木)に放送された第2話では、その時点でのランキングが発表された。注目の櫻井美羽は5位、笠原桃奈は4位と予想通りデビュー圏内にランクインしていたが、この2人が1位と2位ではなかったことに驚いた視聴者も多いだろう。しかし、この結果には納得できる部分もある。というのも、10月26日(木)までの期間は1回の投票で必ず11人に投票しなければならない。その際に、自分が応援している“推し”以外の有力候補には投票したくないと考える視聴者がいる可能性は高い。
おそらくそういった理由で、最有力候補の2人が4位と5位になったのではないだろうか。

参加者はさることながら、豪華なトレーナー陣にも要注目だ。前シリーズにも出演した仲宗根梨乃、青山テルマ、KEN THE 390のほか、バンドグループFTISLANDのボーカリストであるイ・ホンギや、ITZYなどの振り付けを手掛けるダンサーのYUMEKIも参加。さらに国民プロデューサー代表には、アーティストの木村カエラが就任している。トレーナー陣がどのような指導を見せるのかも見所の一つと言えるだろう。過酷なオーディションを勝ち抜くのはどの11人なのか。そして、今回のシーズンではどのようなドラマが生まれるのか。気になった人は、ぜひ番組を見てみてほしい。

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