マンガ家のナカGが主催するアイドル対イベント「ナカGフェス」が8月29日(木)、新宿ReNYにて開催された。
ナカGフェスは、アイドル好きとして知られるマンガ家のナカGが主催するフェスで、ブッキングからセットリスト考案までナカG自らが行う。
5回目となる今回、出演したのはハロプロ研修生ユニット、エビ~ず、BEYOOOOONDS、東京女子流の4組。当日のライブレポートをナカGに特別寄稿してもらった。ナカGが開催したナカGフェスのレポートを、ナカG自身が思い入れたっぷりに書く!(写真撮影も!) 3回連載の第1回目は桜エビ~ず。

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今年で5回目のナカGフェスに初登場してくれた桜エビ~ずさんの楽曲はどれも素晴らしく、特に去年の“12ヶ月連続リリース”のシングル曲は全てが名曲で先月発売されたアルバム『octave』に全部収録されています。

これまで桜エビ~ずさんとは直接お会いした事がなかったのでナカGフェスで流すマンガのアフレコの収録に行かせてもらった時はすごく緊張しました。でも、メンバーの皆さんがとても気さくで、ライブMCや動画で見ていた印象のままだったのでとても感動しました!!

水春(みずは)ちゃんはディズニーランドがお好きなのですが、アフレコの時に少し話を聞くとすごく詳しかったので、フェス開演前に行われたラジオの生放送『ナカGの校内放送ラジオ』にゲストに来てもらい2人でディズニーランドについて話をしましたが、とても時間が足りず、いつかまた水春ちゃんとディズニーランドの話が出来たら嬉しいです。

あと、茜空(あかね・そら)ちゃんはすごくノリが良く、僕もさんざんイジられました。

桜エビ~ずさんのライブ中、この記事用に写真を撮っている時のこと。上手の舞台袖から写真を撮っていると下手側にいた茜空ちゃんがクルっと振り返りこちらにダッシュして来て僕の目の前で満面の笑顔で踊り始めました。

何が何だか分からなかったですが、手を震わせながらもジャーナリスト精神で一生懸命シャッターを切りました。

僕が、空ちゃんの目線の先にいてしまったので、空ちゃんのパフォーマンスの邪魔をしてしまったと思い、大変申し訳なかったと反省しました。でも、後で動画を確認すると思いっきり空ちゃんだけが不自然な位置と向きで踊っていました。


ただただ僕をイジりにきていたのか…。

「なんちゅう自由なお人や!」と思いましたが、やっぱり桜エビ~ずさんは面白いグループだな~。と関心しました。

その時のドキドキ写真がこちらです。そしてその下の写真は客席後方からの写真です。空ちゃんだけ変な位置にいるのがわかるでしょうか?
ナカGの“ナカGフェス”レポ(1)「オール名曲、桜エビ〜ずの魅力を少しでも伝えたい」【写真12点】


ナカGの“ナカGフェス”レポ(1)「オール名曲、桜エビ〜ずの魅力を少しでも伝えたい」【写真12点】


ナカGフェスは、主催のナカGがセトリを考えさせてもらっています。桜エビ~ずさんのセットリストで絶対に入れたかったのはM3の『ねえ、ローファー。』。バラード曲なのであまり対バンで歌うことはない曲ですが、すごく良い曲なので「絶対に歌って欲しい!」と思い、この曲からセトリを考えていきました。

スローな曲から入って最後にアゲ曲を入れるという構成にして、MCを2回挟んでもらって、3パートに分けたその中盤に『ねえ、ローファー。』を入れました。

ナカGフェスは対バンですので、推しグループをお目当て来られたお客さんは、他のグループを知らない可能性は十分にあります。
そんなお客さんが「ナカGフェスで初めて見て好きになったよ」と言っていただけたら嬉しいと思っているので、僕としても「この曲良いですよ~」という“シェフのおすすめセトリ”的な感じで考えています。

誰が聴いても超名曲のM4『キラキラ』はもっと後半でも良かったのでは?と思われるかもしれませんが、初見の人が中盤で『キラキラ』を聴き、「このグループはヤバい!」と本腰を入れてライブを観はじめてもまだ5曲も残っていたら嬉しいだろうと思っての早めの登場なのです。もう1つのアンセム『リンドバーグ』は今回は温存しました。

その後MCを挟んでの後半はダンサブルなM5『帰れない!』からM6『214』。この曲はナカGのイラストを使ったVJ動画を作りました。

その次のM7『can’t go back summer』はナカGフェスの1週間前に発表された新曲でした。当初はここに別の曲を入れていたんですが、8月21日開催されたとしまえんのリリイベでライブ限定の新曲を披露したというのを知り、どんな曲かを調べると「夏の終わりのラップ曲」であることが分かり、8月29日開催のナカGフェスにピッタリの楽曲だと思い、すぐマネージャーさんに連絡して、やってもらえる事になりました。

ちなみにM1『わたしロマンス』は、とても好きな楽曲だったので1曲目に入れたんですが、この曲にはジャンプのフリがあって「ジャンプ禁止」の新宿ReNYでは大変厳しい曲であることに気づいたのはさらにその後の事でした…。

ラストはM8『タリルリラ』とM9『それは月曜日の9時のように』という大変アガる楽曲にしました。この9曲で桜エビ~ずさんの幅広い楽曲を少しづつでも味わうことが出来ればと思って考えたセットリストでした。

そうそう、もう1曲、BONUS STAGEで『Right Now』を披露していただきました。これは水春ちゃんのソロ曲ですが、今回は全員バージョンでした。
曲中の『玉投げチャレンジタイム』が意味が分かんなくて良かったですね。水春ちゃんの超うまいラップと玉入れのユルさのコントラストに笑いました。
▽第5回ナカGフェス
桜エビ~ずセットリスト
M1 わたしロマンス
<MC>
M2 灼熱とアイスクリーム
M3 ねぇ、ローファー。
M4 キラキラ
<MC>
M5 帰れない!
M6 214 (VJ)
M7 can’t go back summer
M8 タリルリラ
M9 それは月曜日の9時のように
<BONUS STAGE>
Right Now
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