【写真】大阪へ帰った秋山の布団を見つめるスズ子、ほか『ブギウギ』第35回場面カット【5点】
『ブギウギ』は、「東京ブギウギ」で知られる歌手・笠置シヅ子をモデルにした物語。ヒロイン・花田鈴子が、戦後の世の中に人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与え、歌で日本中をズキズキワクワクさせるスター歌手・福来スズ子へと成長する姿を描く。
日宝からの引き抜き話は、スズ子が辛島部長(安井順平)に謝りを入れたことで一件落着。スズ子は、今回の一件で自分の”価値”を考え直し、会社に給料アップを交渉。また、母・ツヤ(水川あさみ)の治療費が必要と話し、視聴者を心配させる一幕もあった。
東京から去ることを決めた秋山美月(伊原六花)は、下宿先のチズ(ふせえり)と吾郎(隈本晃俊)と別れの言葉を交わす。最後の夜、眠れないスズ子と秋山は上京初日に二人でした「せっせっせ」をしながら、そっと涙するのだった。
秋山が汽車に乗っているころ、スズ子はステージで新曲「センチメンタル・ダイナ」を披露していた。スズ子の力強い歌声と、秋山のタップダンスが合わさり、観客も乗客も拍手喝采。離れたところにいながらも気持ちを通わせセッションする二人の姿はまばゆく、これまでの青春を思い出させるシーンとなった。
スズ子の新曲披露と秋山との別れに、視聴者からは「舞台のスズ子と、列車の秋山のタップの共演。素敵!」「2人が、拍手を浴びて、キラキラ輝いていて、涙が溢れた」「センチメンタルダイナ、良かった!」「スズちゃんから、毎日元気をもらってるありがとう!スズちゃん!」など感動と絶賛の声が寄せられていた。
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