【写真】出場者の歌唱力に圧倒される相川七瀬、ほか番組カット【5点】
『トロット・ガールズ・ジャパン』は、現在、韓国で絶大な人気を誇る音楽ジャンル「トロット」をテーマに、新たな日本の歌姫を発掘する国内初のオーディション番組。
1日(金)の初回放送では、最年少12歳から最年長50歳までの予選審査を通過した54組57名の出場者をカテゴリー別に6つのグループに分類し予選ステージを開催。予選ステージではグループごとに登場し、1人ずつ歌唱を披露した。
審査員は、「この人の歌を次の審査でも聴きたい」と感じたら「ゴールデンブザー」にタッチ。全員が票を投じれば「オールイン」となり、その場で本戦進出が決定するが、全員の票がそろわなかった場合は、復活候補者となる。グループ全員の歌唱が終了したタイミングで、一般審査員(観客)による投票が行われ、復活候補者の中から選ばれた1名が本戦に進出できる。
予選ステージ最初のグループは、さまざまな歌唱大会のグランプリ受賞者がそろう「グランプリガールズ」。大阪ナンバー1の高音ボイスを持つという、下北姫菜がトップバッターを務めた。歌手活動歴9年という下北は、弘田三枝子の「人形の家」を熱唱。その歌唱力に対し、審査員を務める相川七瀬は、「表現力がすごくてずっと見ちゃって。サビの声の伸びとか、そういうものに揺さぶられるようなパフォーマンスだったと思います」と絶賛した。
審査委員長を務める松崎しげるも「52年前、オーディションで歌った曲がこの曲だった。
「グランプリガールズ」最後の参加者は岩手県出身の12歳外久保穂。12歳ながら日本文化を背負う若き民謡チャンピオンである外久保は、「南部俵積み唄全国大会」や「NHK 東北民謡コンクール岩手県大会」にて優勝経験を持つ実力者だ。日本の民謡を広める歌手になることが夢という彼女は細川たかしの名曲「望郷じょんから」を披露した。
その歌声に、審査員席の相川は圧倒された様子を見せ、お笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司も、口をポカンと開けて驚きの表情。迷うことなく、その手を「ゴールデンブザー」へ伸ばした。その後もブザーを押す審査員が続出し、歌唱中に自然と拍手が起こる場面も。サビのラストには歓声も飛び交い、審査員席は拍手喝采となった。
外久保は、声量、技術力、表現力、どれをとっても完璧なパフォーマンスを披露し、本戦出場が決定。
続いてのグループは、10代の出場者がそろう「ティーンガールズ」。トップバッターを飾ったのは、17歳の森本安音。2021年に開催された「第22回大阪国際音楽コンクール」声楽部門ミュージカルコースジュニアにて1位に輝くなど、複数のコンクールで実力を評価されている森本は、これまでに『Theカラオケ★バトル』(テレビ東京系)や『関ジャニ∞のtheモーツァルト』(テレビ朝日系)といったテレビ番組への出演経験も持つ実力派だ。
ステージでは広瀬香美の「ロマンスの神様」を圧倒的な歌唱力で歌い上げ、審査員の心をわしづかみに。審査委員長の松崎も「歌唱力というのはこういうことだと思います。素晴らしいです!」と大絶賛し、見事「オールイン」を勝ち取った。
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