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今回は、いよいよ開催間際に迫った「第7回 ももいろ歌合戦 2023→2024」の見所をいくつか紹介したいと思う。
まず、「ももいろ歌合戦」の最大の魅力は、毎年言われていることだが、基本フルコーラスで歌唱されることだ。本家では、後半に出演する大御所以外ほとんどのアーティストが、いわゆるテレビサイズで歌うことが多い中、「ももいろ歌合戦」では、曲の魅力を最大限に味わうことが出来る。たとえ、知らない初めて聴く曲だったとしても、歌詞のストーリーや世界観に浸ることが出来るだろう。
そして、ここからは、今年特に注目したいポイントを3つに絞って紹介していきたい。まずは、毎年恒例の佐々木彩夏プロデュースによるスペシャルアイドルメドレーである。「ももいろ歌合戦」には、毎年、私立恵比寿中学や超♡ときめき宣伝部ら、ももクロが所属するスターダストプラネットの後輩グループが多数出演するだけでなく、他事務所のアイドルグループも出演し、ももクロとの共演で話題となって来た。
今年は、去年に引き続き、=LOVEや鈴木愛理らも出演。さらに、今年のレコード大賞の新人賞を受賞したFRUITS ZIPPER、そして、アイドルと言って良いかは分からないが、元BiSHのセントチヒロ・チッチもソロプロジェクトCENTとして出演する。
佐々木がプロデュースする今年のアイドルメドレーのタイトルは「佐々木彩夏プロデュース100人超えノンストップ最強アイドルメドレー2023」。こちらには、全出演アーティストの中から100名を超えるアイドルの参加が発表されている。スタプラの後輩グループが中心ではあるが、鈴木愛理やFRUITS ZIPPERらも参加するほか、元乃木坂46の新内眞衣、ヤバイTシャツ屋さんのしばたありぼぼ、ファーストサマーウイカ、のんらも名を連ねている(ここに、チッチがいないのは少し残念…)。
さらには、アイドル界の大先輩として、毎年恒例の森口博子や松本明子に加えて、今年は増田恵子も初出演する。そして、メドレーで披露される選曲も発表されているのだが、本家の歌合戦で歌われることになっているYOASOBIの『アイドル』や新しい学校のリーダーズの『オトナブルー』、anoの『ちゅ、多様性。』といった最新の楽曲から、ピンク・レディーの『UFO』まで、新旧のアイドルソングを並べた超豪華メドレーとなっている。
本家で歌う曲をカバーするというチャレンジングな姿勢も面白い。おそらく、10分以上のノンストップメドレーになると思われるので、アイドルファンは是非、誰がどの楽曲を歌うのか?どんな組み合わせで歌われるのか?そんな「推し」と「推し」との共演も見逃さぬよう、しっかりとチェックして頂きたい。
そして、続いての魅力は、本家もビックリ!?な大御所アーティストの出演である。今回も五木ひろし、泉谷しげる、小林幸子、さだまさし、水前寺清子、松崎しげる、松平健といった豪華アーティストが出演。特に、マツケンサンバとももクロのコラボは必見だ。
また、今年は、玉置成実や蒼井翔太、早見沙織といった声優アーティストの出演にも期待したい。本家の紅白歌合戦の今年のアニメ枠は、miletとMAN WITH A MISSION、10-FEETといった声優系でなく、アーティスト系が埋めてしまったので、「ももいろ歌合戦」の方に期待しているアニメファンも多いことだろう。3年連続でウマ娘 プリティーダービーが出ることも話題のひとつだ。
最後に、8時間の生放送を通して、是非注目して見て欲しいのは、ももクロのエンターテイナーっぷりや共演者へのホスピタリティ、ファンや視聴者へのサービス精神といった部分だ。今年も盟友・東京03の飯塚悟志を総合司会に迎えて、メンバーが紅組と白組に分かれて歌合戦は進行してゆく(注:「ももいろ歌合戦」は男女がチームに入り乱れての紅白対決形式となっている)。
勝敗がかかると俄然燃えるバラエティ気質の高いももクロの動きや共演者との掛け合いにも注目して見てみて欲しい。今回は、とにかく明るい安村やダチョウ倶楽部、ガチャピン・ムックといった芸人やバラエティ系のゲストも多数出演するほか、ネットでも話題となった平均年齢61歳の「ももいろクロおばあZ」なる素人のおばあさまグループまで登場する。ももクロがそれぞれのゲストとどのように絡み、一緒にどんなパフォーマンスを見せてくれるのかも気になるところだ。
そんな「第7回 ももいろ歌合戦 2023→2024」は、12月31日(日)16時より、ABEMAで無料生放送。1年の締め括りに、最強の4人組アイドルでもあり、最強の4人組バラエティタレントでもあるももクロの魅力を改めて感じられる一夜となることだろう。
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