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まずは、芸能界入りが2021年だが、すでに地上波ドラマでも活躍を見せている飯沼愛。
昨年大ヒットしたドラマ『VIVANT』(TBS)に天才ハッカー役で出演し、つづく10月クールでは、広瀬アリス主演ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』(TBS)に建築学科の大学生としてレギュラー出演した。2作品からもわかるように、芸歴3年ほどと思えないほど振り切った演技で、一度観ると忘れられない印象的な芝居をする。ドラマに限らず映画や舞台と活躍の場所を広げていくのではないか。
お次は現役の乃木坂46メンバーで、朝ドラ『舞いあがれ!』(22年後期)にもレギュラー出演した経験を持つ山下美月。
2023年はドラマ『さらば、佳き日』(テレビ東京)で俳優の鈴木仁とのW主演を飾ったほか、4月クールドラマ『弁護士ソドム』(テレビ東京)にレギュラー出演、10月クール『下剋上球児』(TBS)に、ピッチャー・根室(兵頭功海)の姉役として出演した。現役アイドルとして、また女優としても大忙しの1年になるに違いない。
3人目は仁村紗和。2023年はとにかく出演作品が多かった。
ドラマ『わたしのお嫁くん』(フジテレビ)や『真夏のシンデレラ』(フジテレビ)のレギュラー出演で仁村を知った人もいるかもしれない。さらに昨年12月からはドラマ『SHUT UP』(テレビ東京)で民放連ドラ初主演を務めており、着実にステップアップしている。2024年は仁村にとって30歳になる節目の年だ。
つづいて、ドラマ『アオハライド』(WOWOW)で櫻井海音とW主演を務めている出口夏希。
同作はシーズン1と2に分かれており、シーズン2が1月19日より放送予定だ。2023年は他にも『18/40~ふたりなら夢も恋も~』(TBS)や『いちばんすきな花』(出演は第9話、フジテレビ)で田中麗奈の大学時代を演じるなど、2023年は地上波で目にした場面も多い。まだ初々しさが際立つが、演技も成長している印象だ。2024年は、ドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ)で出演をスタートさせる。
印象的な作品やCMに相次いで出演しているのが長澤樹だ。
Netflixオリジナルドラマ『First Love 初恋』で主人公の並木晴道の妹であり、聴覚障害者である優雨の少女期を好演。昨年は『18/40~ふたりなら夢も恋も~』(TBS)で主人公の中川有栖(福原遥)の親友を出口夏希とともに演じていた。今年は、3月公開予定の『愛のゆくえ』に主演する。現在18歳で、2024年の活躍のみならずこれからの成長が楽しみな女優のひとりだ。
出演作品は少ないが、女優としての活躍を期待したいのが嵐莉菜。
現在は、ファッション誌『ViVi』の専属モデルとしての活動が中心だが、映画『マイスモールランド』(2022)に主演し、クルド難民の高校生を演じ話題になった。2023年は『18/40~ふたりなら夢も恋も~』(TBS)で主人公・有栖(福原)が通う大学の大学院生を演じた。実年齢的には今年20歳になるが、大人っぽい演技が好印象。自身が持つ多国籍なルーツも大切にしながら、女優として活躍の場を広げてほしい。
7人目は北香那。芸歴10年以上だが映像作品でよく目にするようになったのはこの数年だろう。
2023年は、大河ドラマ『どうする家康』に出演したほか、ゲスト出演やレギュラー出演を合わせて10作品以上のドラマに出演。ドラマ『口説き文句は決めている』では主演を務めるなど、着実に階段を登ってきた。王道の清純派と思いきや、はつらつとした印象もある。2024年はドラマ『先生さようなら』(日本テレビ)でヒロインを務めるほか、映画や舞台『ハムレット』出演の予定もある。ゴールデン帯で主役級を張る日も近いだろう。
最後は、1月スタートのドラマ『パティスリーMON』で主演を務める畑芽育。
昨年は映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』でヒロインを務めたほか、ドラマ『最高の生徒~余命1年のラストダンス~』(日本テレビ)と『女子高生、僧になる。』に主演、『Dr.チョコレート』(日本テレビ)や『たとえあなたを忘れても』(テレビ朝日)などプライム帯でのレギュラー出演も相次いだ。小柄で可愛らしい印象が強いが、20代前半の女優を代表するひとりになるだろう。
2024年もまだ始まったばかり。どんな女優が活躍し、どんな作品が話題になるのか楽しみだ。
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