【写真】スズ子と話すタナケン、ほか『ブギウギ』第75回場面カット【5点】
ある日、愛助(水上恒司)が、小夜(富田望生)と恋人のサム(ジャック・ケネディ)を連れて家に帰って来る。小夜とサムの結婚を頑なに反対していたスズ子だったが、小夜の覚悟とサムの思いを聞き、二人の結婚を認めることに。
小夜はスズ子に言われた「どこで何してたって小夜ちゃんは小夜ちゃん」という言葉に背中を押されたと言い、スズ子はその言葉の意味を改めて嚙みしめる。そして「ワテはワテ」と強い気持ちを持って、稽古場である行動に出た。
いつものように稽古が進む中、スズ子は思い切って台詞を関西弁に変更。共演者からは非難の声が上がったが、当のタナケンは「面白いね」と何かがハマった様子。「お客様は現実を忘れに来るんです」といつかの礼子のような言葉で、場を収めた。
スズ子は、舞台本番もこの調子で芝居をしても大丈夫かとタナケンに問う。するとタナケンはクルッと振り返り「僕を誰だと思ってるんだい、喜劇王・タナケンだよ」「何をやっても、僕が全部受けてあげるよ」と力強い言葉を掛ける。スズ子はタナケンの言葉によって自らの殻を破ったのだった。
タナケンの決め台詞とも言える言葉は熱い関心を集め「タナケンの言葉に痺れた」「タナケンの器の大きさよ」「タナケンの生瀬さん、ホントいいな…凄いわ」「カッコよくて一瞬で惚れたよね」など、視聴者も一気にタナケンファンになったようだった。
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