「ABEMA SPECIAL」にてオリジナルバラエティ番組『緊急渡米!石橋貴明のベースボールのおかげです。』#1が、3月28日(木)夜10時より放送された。


【写真】ダルビッシュ有と対談をした石橋貴明、ほか番組カット【6点】

『緊急渡米!石橋貴明のベースボールのおかげです。』は、石橋貴明がアメリカの地で開幕直前のメジャーリーグベースボール(以下、MLB)のキャンプや練習試合に実際に赴き、現役日本人メジャーリーグ選手や元プロ野球選手などの豪華メンバーを直撃する全5回のバラエティ番組。

#1では、石橋がサンディエゴ・パドレスのキャンプ地に訪れ、ダルビッシュ有投手との特別対談や、スター選手たちとの交流の模様が放送された。

パドレスのキャンプ地を訪問し、野手が練習しているグラウンドを見学していると、MLB屈指の遊撃手であるザンダー・ボガーツ選手が石橋の元へ。ボガーツ選手は石橋と熱いハグを交わすと、「映画の続編はやらないの?」と笑顔で尋ね、映画『メジャーリーグ2』で石橋が演じた“タカ・タナカ”の絶大な人気を証明した。

石橋が「嬉しい!」と感激していると、チームの主軸を担うマニー・マチャド選手とフェルナンド・タティスJr.選手も挨拶をしに歩み寄った。
ボガーツ選手と同様に、“タカ・タナカ”の大ファンである2選手も興奮気味で石橋に話しかけ、記念撮影にも快く応じてくれた。豪華スーパースターとの夢のような時間に、石橋は「大興奮!カッケェ!嬉しいね~」と満面の笑みを浮かべた。

また、ブルペンを訪れると、パドレスのアドバイザーを務める野茂英雄が登場。日本人メジャーリーガーのパイオニアとの予想外の対面となり、石橋は「ヒデオ・ノモだ!うわうわうわ…」と大慌て。久しぶりの再会となった2人は固い握手を交わした。

そして、パドレスのエースで、日米通算200勝が間近に迫るダルビッシュ有投手との特別対談を実施。
昨年のWBCでの宮崎キャンプにて初対面を果たし、今回が2度目の対面。さらには長時間話すのは初めてとなり、数多くの野球人との対談を果たしてきた石橋でも「興奮して体が硬くなっているんですけど(笑)」と緊張感を漂わせた。

まずは対談前にブルペンを見学していた石橋は「投球練習しているすごく近くで映像を撮り、それを細かくチェックされていたけど、あれはどういう意味ですか?」と質問。ダルビッシュ投手は「去年から自分の体の動きに納得がいっていない。年齢を重ねると体が硬くなってくるので、新しい動きを取り入れようとしていた」と説明し、MLBで13年目のシーズンとなる現在の課題を打ち明けた。

また、野球へのストイックな姿勢が大きな反響を呼んでいるダルビッシュ投手へ、石橋は「24時間365日野球のことを考えている?」と興味津々で尋ねると、ダルビッシュ投手は「そんなことないです。
自分にとってはゲームが息抜きになっている。まぁ、それは野球ゲームなんですけど(笑)」と衝撃の回答。

続けて、「ここ最近はゲームをしていないので、そうなると野球だけになっちゃいますね。常に自分の体のことを考えて行動しているので、そうなると結果的に24時間野球だけを考えていることになりますね」と粉骨砕身で野球に取り組んでいることを明かし、石橋を唸らせた。

また、話題が日本人後輩メジャーリーガーへ移ると、石橋はシカゴ・カブス所属の鈴木誠也選手から聞いた“ダルビッシュ評”を本人にぶつけた。「『ダルビッシュさんは僕の嫌なコースにビタビタ投げてくる』って言ってましたよ(笑)」と伝えると、ダルビッシュ投手は「彼の打席だけ、狙ったところに全部いったんです(笑)」とニヤリ。
続けて、「僕がすごく集中してたんでしょうね。今年の対戦も楽しみです」と、鈴木選手にメッセージを送った。

さらに、今季からパドレスに新加入し、チームメイトとなった松井裕樹投手については「僕は1人でストレスと向き合ってきた時間が長かったので、何が彼のストレスになり得るかは想像できる。現時点では自分の経験を上手く伝えてあげられていると思うし、チームメイトとして『良い環境で野球をして欲しい』という気持ちが強くある」と語った。

ダルビッシュ投手と打ち解けてきたところで、石橋は同リーグ所属となった大谷翔平選手への勝負球を直球質問。開幕戦を目前に控えていたダルビッシュ投手は「大谷選手はメディアだけではなく、ファンも映像を公開している。
その映像でスイングを見て考えているところです」と明かすと、石橋は「ファンの映像も見てるんですか!?」と驚きの声を上げた。

対談の最後には、MLBを目指す後輩選手たちへダルビッシュ投手がアドバイスを送るシーンも。ダルビッシュ投手は「今年からMLBに挑戦する松井くんや今永昇太くん、山本由伸くんもそうだが、SNSやYouTubeなどで世界を近くに感じていて、世界の壁も僕の時よりも低くなっている。彼らは英語もどんどん使うし、チームメイトにフレンドリーに話しかけられる。この姿勢があれば全く問題ないです。あとは実力を上げて、MLB選手たちのやっていることを上手く取り入れることが出来れば、結果は出ると思う」とエールを送りました。


この対談では、ダルビッシュが「MLBで長くやれているのは“運”の側面もある」と振り返る一幕や、野球少年時代の思い出話、プロ野球への特別な感情を明かすなど、野球への熱き想いがつまびらかに。そして、石橋が野茂に朝5時まで説教された話でダルビッシュの爆笑を誘うなど、大いに盛り上がった特別対談の模様は、1週間無料で視聴可能だ。

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