2019年、マンガ誌、週刊誌など数多くの雑誌の表紙を飾った大原優乃。女優としてもドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ)に出演するなど、大きく飛躍した。
そして二十歳で迎える2020年は、芸能活動10周年のアニバーサリーイヤーでもある。今年を彼女はどんな年にしたいのか。エイベックス・マネジメントの「新春参拝&晴れ着お披露目会」の後に個別に話を聞いた。

──エイベックス・マネジメントの「新春参拝&晴れ着お披露目会」。今年は13人が参加しましたが、いかがでしたか?

大原 みなさん同じ事務所とはいえ、なかなかお会いできる機会がないので、こうやって1年に1回ご挨拶ができる機会をいただけるのはすごく嬉しいです。いい刺激を受けたので、事務所の名に恥じぬように今年も頑張ろうと思いました。

──年末年始はしっかり休めましたか?

大原 こんなにまったりした年末年始は初めてっていうくらい休めました。大晦日からお正月にかけては、友人と京都旅行に行ってきました。車折神社や鈴虫寺にも行けて、2回もすき焼きも食べました。充実した年末年始でした。

──大原さんは昨年10月に二十歳になりました。12日の成人式には参加される予定ですか?

大原 地元の成人式に参加させてもらって、登壇もさせていただく予定なんです。
今からすごく緊張しています。お父さんにも来て欲しかったんですけど、その日は釣りの大会があるから来られないそうです(笑)。「14時には大会が終わるから」と言われたんですけど、その時間にはもう式も終わっているので……。「行けない」と言われて結構ショックでした(笑)。

──人生で一度のイベントですもんね。二十歳になる前後に始めたことはありますか?

大原 最近、英会話を習い始めたんです。去年は撮影でたくさん海外に行かせていただいたんですけど、そこで現地の人と話せないのがもどかしく感じて。自分である程度、会話ができるくらいになりたいと思って始めました。海外旅行にも行きたいですし。あとは生け花も習いたいと思っています。もともとお母さんが生け花を少し習っていて、毎年お正月に花を生けてくれるんです。そんな母を見ていて素敵だなと思って。
イベントの入り口とかに毎回自作の生け花を飾れるようになりたいです。

──仕事面では2019年はグラビアやドラマで大活躍でしたが、特に印象に残っている事はありますか。

大原 2nd写真集を出させてもらったことですね。10代最後の記念ということで、3回に分けて時間をかけて撮影していただきました。撮影に向けてパーソナルトレーニングに通ったり、自分と向き合うきっかけをいただいて、自分の中でも変わった部分もありました。有り難いことにたくさんの方にも見ていただけましたし、これからも私の中の宝物として大切にしていきたい一冊になりました。他にもたくさんのご縁をいただいたので、今年はそのご縁を繋いでいく1年にしたいです。

──昨年、出演した作品で出会った方で仲良くなった方はいらっしゃいますか?

大原 ドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』で共演させていただいた川栄李奈さん。撮影期間中にお洋服のお下がりをいただいたり、ご飯に連れて行ってくださったり。女優さんとしてもすごく尊敬しているんですけど、先輩というより本当のお姉ちゃんという感じで仲良くさせていただいています。

──さて、今年の絵馬には「信」と書かれていました。

大原 2020年は私にとって二十歳で迎える年ですし、芸能活動10周年の年でもあるんです。
節目の年なのを考えると、すぐに浮かんだ一文字でした。自分を信じることはとても大切だと思うんですけど、私にとっては簡単なことではないんです。なので、自分自身、そして周りの方々を信じて真っ直ぐに進んでいきたいと思って書きました。

──チャレンジしたいお仕事は?

大原 声のお仕事に興味があります! グラビアのお仕事をたくさんいただけたのですが、今年は一つのお仕事に集中するというよりは、いろんな作品に出会って、全部が繋がっていければ良いなと思います。

──では最後に読者にメッセージをお願いします。

大原 初心を忘れず、感謝を忘れず、周りの人も巻き込んで、楽しい現場にするくらい魅力的な人になれるように頑張りたいなと思います。今年もよろしくお願いします!

▽大原優乃
おおはら・ゆうの。1999年10月8日生まれ、鹿児島県出身。1月9日(木)にスタートしたドラマ『ゆるキャン△』(テレビ東京ほか)にレギュラー出演中。4月公開の映画『4月の君、スピカ。』にも出演。2月29日(土)には最新カレンダー「Yuno Ohara Calendar 2020-2021」が発売される。
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