アプガ（２）がリリース記念イベントでまさかの世界記録を達成【20点】

アップアップガールズ（２）が7日（水）に大森靖子作の両A面シングル「世界で一番かわいいアイドル/し・て・る・も・ん」を発売。そのリリース記念イベントを、11日（土）に東京・新宿マルイメン8F屋内イベントスペースで開催した。

アプガ（２）は、リリースイベント期間中にニューシングルの売上枚数1万枚を目指す『#アオハル10000』という企画を実践中。その応援に、“世界一の大道芸犬”の犬一が駆けつけた。また、1分間でドーナツを何個重ねられるかという競技の世界記録に挑戦し、非公式ながら世界一の記録を達成した。

大勢のファンが詰め掛けた会場に8人のメンバーが登場すると、新曲の「し・て・る・も・ん」を弾けるように歌唱。この日は中川千尋がイベントをプロデュース、「世界で一番かわいいアイドル」を歌うアプガ（２）の格好良い面を見てもらおうと考えたセットリスト。ハードなダンスチューン「エンジェル演じて20年」「っていう初恋のお約束」でクールな表情を見せたかと思えば、「ラッタンプイコ」ではロックのサウンドととも荒々しいパフォーマンスを見せる。様々なタイプの楽曲に合わせて次々と違った一面を見せていくアプガ（２）。楽しさと力強さを感じさせるステージに、観客は熱く盛り上がった。

ここでMCのさわやか五郎が登場し、スペシャルコーナーが展開されていく。ニューシングル「世界で一番かわいいアイドル/し・て・る・も・ん」についてメンバーに話が聞かれると、リーダーの高萩千夏は「『世界で一番かわいいアイドル』はアイドルに青春を捧げてひたむきにがんばる姿が歌われていて、アプガ（２）も青春をテーマに活動しているんです。この曲は、まさにアイドルに青春を捧げてる私たちだから歌える曲になってます」と回答。

鍛治島彩は「『し・て・る・も・ん』は、その逆で、アイドルの本音が散りばめられてる曲なんです。メンバー全員セリフがあって、結構当てはまるメンバーがいるんですよ」と語ると、高萩が「私、当てはまってます！」と挙手。高萩は「曲の中で“見えない努力してるもん”ってセリフがあるんです。私は、オーディションの時に美味しそうにおにぎりを食べることを特技としてやらせてもらった事があるんですけど、それ以来みんなに食いしん坊キャラでいじられるんです。私もそれを意識してインスタとかツイッターにも食べ物をいっぱい載せてるけど、この機会だから言わせてください！　私、加入当初から8キロぐらい痩せました！　アイドルなので少しは見た目も気にしたいと思って、ほんとに見えない努力してるんです！」とリアルに告白。すると、ファンから熱い拍手が送られた。


さてアプガ（２）は、リリースイベント期間中にニューシングルの売上枚数1万枚を目指す『#アオハル10000』というミッションの真っ最中。その応援に、特別ゲストが駆けつけることとなった。新曲「世界で一番かわいいアイドル」のタイトルにちなんで、昨年末のTBS特番にも出演した“世界一の大道芸犬”の犬一がステージに登場。犬一はお友だちのやっちゃんとともに特技の組体操を披露し、会場をほのぼのとした笑いに包んだ。

そして、今回のイベントをプロデュースする中川千尋が「世界で一番の記録、1分間でドーナツを何個重ねることができるかという競技、“世界で一番かわいいドーナッツツリー”に挑戦したいです！」と提案。いきなりの世界一チャレンジが敢行された。現在の世界一公式記録は12個。中川が挑戦すると、なんと14個の積み上げに成功し、非公式ながら世界で一番の記録を達成してしまう予想外の展開となった。チャレンジに使ったドーナツはメンバーが世界で一番かわいい表情で食べ、アプガ（２）が環境に優しいアイドルであることもアピールした。


盛り上がったコーナーを終え、改めてアプガ（２）のニューシングルに込めた意気込みを聞かれた高萩は「『世界で一番かわいいアイドル/し・て・る・も・ん』って、そのまま続けて読めるじゃないですか。なので、世界で一番かわいいアイドルしてる私たちが、この曲とともにアイドル界のトップを目指していきたいと思ってます！　そして、今日は非公式ながら中川が世界一チャレンジに成功したので、今度はほんとに世界一に挑戦して、何かしらの“世界で一番”の称号をいただきたいです！」と“世界で一番”の獲得宣言をした。

ライブの最後には、新曲の「世界で一番かわいいアイドル」が歌われた。メンバーはキラキラしたかわいい楽曲をラブリーにパフォーマンスし、観客のハートをしっかり掴んでイベントは終了した。 2020年のスタートダッシュを決めるべく、『#アオハル10000』の売り上げ目標1万枚の達成目指して日々ライブやイベントでアピールするアプガ（２）。にこやかな笑顔としっかりした歌とダンスで魅了する彼女たちが、今年大きな飛躍を遂げることを期待しよう。